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  • 掲載:2014年09月01日 更新:2014年12月01日

住宅は建築物単独で成立するのではなく、その敷地全体で成立するもの

三浦尚人建築設計工房
三浦尚人建築設計工房
三浦 尚人(NAOTO MIURA)
一級建築士
〒177-0041
東京都練馬区石神井町1‐15‐16‐203
TEL:03-6326-2141
FAX:03-6326-2141

●光と影がつくりだす美しい空間
●光が射し込み、風が通り抜ける居心地のいい空間
●周りの環境と敷地全体で読み解く唯一無二の住まい
を心掛けて設計しています。

経歴
1994年 東海大学工学部建築学科(吉田研介研究室)卒業
  桑原建築設計室(所長:桑原廣)に勤務
2001年 一級建築士の免許取得
  一級建築士事務所 三浦尚人建築設計工房を設立
  「いわきのコートハウス」で福島県建築士会主催
  第12回<ふくしま住宅コンクール>にて優秀賞を受賞



幼いころから建物を見ることが好きでした

生まれてから現在まで自然に恵まれた練馬区で生活しています。 幼いころから図画工作が好きで小学校時代は地元の絵画教室に通い、油絵も描いていました。 その頃から建物を見るのも好きで、母親の故郷の京都で寺社仏閣を訪れているうちに建築に興味を持ち、建築学科へ進みました。そこで、芸術と社会経済と人間との関わりを持った職業である「建築家」になることを決めました。 趣味は国内外を問わず旅行が好きなので、その土地の食べ物を味わったり、職業柄古い建築から最新の建築、そして町並みなどを観て廻ることが多く、行く先々で写真を撮って事務所のホームページやブログに載せたりしています。 また、テニスも長年やっており、休日は近所にある公園のコートで仲間たちといい汗を流して楽しんでいます。



住宅とはすべて唯一無二であると考えています

住宅というものは場所、家族構成、生活スタイルや趣味などにより異なるため、10組のご家族がいらっしゃれば10通りの住まいが出来る、つまり住宅とはすべて唯一無二であると私は考えています。
敷地と周辺環境の特徴を生かし、光の取り入れ方、風の抜け方、外部空間をどう取り込むかを重視した家づくりを心掛けています。 さらに、住宅は建築物単独で成立するのではなく、その敷地全体で成立するものだと考えています。
そのため、私は自分達の敷地全体を有効活用して、積極的に外部空間を取り入れた住宅である「コートハウス(中庭のある家)」の設計を得意としています。


開口部の位置や大きさでセキュリティをクリアする

お客様からまず挙げられるのは、「明るくて風通しのいい家にしてほしい。」という要望です。 と同時に最近、「プライバシーが守られ、セキュリティ(防犯性)を重視した住まいにしてほしい。」という要望も増えてきています。
ただし、単にセキュリティ会社のシステムを採用するというのではなく、開口部の位置や大きさなどを含めたプランニング上でそれらの点をクリアするような要望です。 このようなことから相反する要望を兼ね備えたコートハウスをお客様へご提案しています。


お客様の微笑んでいる顔を見たときにやりがいを感じます

やはり、お客様の微笑んでいる顔を見たときにやりがいを感じます。
はじめてお会いした時、お客様が自分達の望む家について、私どもへ楽しそうに語っている表情、設計過程で図面や模型をお見せした時の驚きと嬉しそうな顔、地鎮祭や上棟式での緊張した面持ち、現場にいらして職人さんたちと楽しく会話をされている時、完成した住まいを見て微笑んでいる姿などを拝見したり、お客様からお礼や感謝の言葉を頂いたり、住まわれてからお宅へお邪魔した際に、お客様から快適に生活されているとの言葉を頂いた時です。


お客様の選択の幅を狭くさせられるのは大変迷惑ですね

常々不満を感じている点は、不動産仲介されている土地についてです。 自由設計と書いてありながら「建築条件付き」の土地だったり、「建築条件なし」の土地であっても余計な<参考プラン>が載っている折込チラシは、お客様にとって選択の幅を狭くさせられるだけでなく、我々のような設計事務所にとっても大変迷惑な話です。 また、設計事務所の設計による注文住宅に対する大手金融機関による住宅ローンを組むことの難しさと大変さから、融資に関して不公平さを感じています。



施工事例

ARCHITECT
設計士インタビュー
シーズン毎で取材させて頂いている設計士へのインタビュー記事です。2007年秋にスタートして四半期毎に新しい記事の更新をしています。住宅、集合住宅、商業施設、公共施設など設計士の体験談をお楽しみください。
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