ユニット式無響室『ZEROシリーズ』

工場で生産されたパーツを現場で組み立てるだけで、高い寸法精度により確実なエアタイト性を確保します

『ZEROシリーズ』は、遮音層ZERO Panel(ゼロパネル)と吸音層ZERO Wedge(ゼロウェッジ)を主体とした構成のユニット式の無響室です。
高い寸法精度により確実なエアタイト性を確保しています。
また、解体移設が可能なため、レイアウト変更時のコストを抑えることが出来ます。

■ZERO Panel(ゼロパネル)とは
鋼材、充填吸音層+支持材である独自のジオメトリー形状によりPlate impedanceを調整する機構を取り入れています。
これにより、薄型かつ高い透過損失を得ることが出来ます。
パネルはフレームにボルトで接続するモノコック構造であり、無響室トータルでの剛性をコントロールすることから、パネル単体ではなく部屋・筐体としての遮音をします。

■ZERO Wedge(ゼロウェッジ)とは
無響室に使用される吸音クサビです。
一般的な吸音クサビと比較し高密度の不燃吸音材料を使用しています。
ノンフレームですが、クサビ先端部に薄型の超高密度吸音層PBを下地補強材として設けており、クサビ自体の剛性を確保しています。
自重によるウェイダウンが起こらず、衝撃性にも優れています。

■■ラインナップ■■
■ユニット式全無響室ZERO
床壁天井の6面に吸音クサビを施工し、独自の遮音・吸音技術により実現したユニット式無響室です。
自動車、パワートレイン、家電製品、各種駆動部品の音響、Sound power levelの測定問題を解決します。
無響室関連最新のISO規格にも対応。
音響測定・解析システムのご提案も可能です。

■ユニット式半無響室ZERO
壁天井の5面に吸音クサビを施工し、独自の遮音・吸音技術により実現したユニット式無響室です。
自動車、パワートレイン、各種駆動部品の音響、Sound power levelを測定します。
無響室関連最新のISO規格にも対応。
音響測定・解析システムのご提案も可能です。