【生きた錆を纏った耐候性鋼】RUSTY.R誕生

住宅 店舗 外装
独自の特殊錆出材「R. Chemical」使用。
ただ錆を出しただけではない、生きた錆を纏った耐候性鋼熟錆仕上誕生。
■錆を「熟成させる」という、新アプローチ。
錆の美しさ、情緒に惹かれる建築家、デザイナーが増えていますが、初期流出錆はどうしても周囲を汚す課題があり、使用箇所は限定的でした。
しかし、フロントが開発した特殊な錆出し剤「R. Chemical」は瞬間的に錆びを出せるので、そこから2ヶ月間以上屋外の自然な環境に置くことで、錆を熟成・安定化させることができます。この「熟錆」により、初期に出る流れ錆の最少化を実現し、建材として使用できる箇所を大幅に増やす事が可能となりました。

■太陽と雨と風。自然が描くテクスチャー。
R. Chemical塗布後、2ヵ月以上の「熟錆期間」を経て、RUSTY R.は育っていきます。熟錆期間では、錆を育てるために整えた屋外の環境で天日、風雨に晒しながら錆の成長をじっくり待ちます。錆は太陽で生まれ、雨で育ち、風で表情をつくり、そして時間とともに「世界に一つしかないテクスチャー」を耐候性鋼に描いていきます。
自然の力と職人による手仕事のため、同じ表情が二つと無い仕上がりです。

■「生の錆」だから味わえる、経年変化の愉しみ。
酸素と水の助けを借りて、錆は酸化を続けます。最初期の明るいオレンジから赤みを増し茶色が加わっていき、5年、10年という時間の長さでその色に渋さと深みを纏っていきます。もちろんメンテナンスは不要。時を刻み表情を変える建材で、佇まいの経年変化を愉しむ。そんな新しい建築表現が「RUSTY R.」で実現します。

※詳細はお問い合わせください。
初期に出る流れ錆を最少化したとは言え少量の錆は出てしまうため、使用には多少の配慮が必要です。
■ 画像をクリックでメーカーHPへ

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約2ヶ月間のさび色変化について

弊社館銘板MEELの生サビ仕上げを六本木ショールームの外部に展示しております。
展示してから約2ヶ月かけて色が徐々に濃くなってきました。
濡れる→乾く を繰り返してさびは育ちます。
さびの風合い(経年変化)については、HPのニュース記事でもご紹介しております。

製品・施工画像

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