2020-05-21
「AICA施工例コンテスト2019」入賞作品を発表!
最優秀賞は、「四畳半キューブの家」(濱田猛/HAMADA DESIGN)に決定!
当社商品を採用した建築事例を対象とした「AICA施工例コンテスト2019」(応募期間:2019年9月1日~11月30日)を開催し、応募総数322件より、最優秀賞1点、優秀賞3点、入選2点、新商品賞1点、特別賞7点の計14点の受賞作品を決定しました。
8回目を迎えた当コンテストは、設計やデザイン業務に携わる方を対象に、当社商品について理解を深めていただくとともに、建築文化の向上・発展への貢献を目的として、2012年より開催しています。本年もデザイン性や発想力に優れた作品が入賞し、当社商品の新たな活用例の発掘の場となりました。
[審査員講評]
四畳半というサイズは極めて独特で、それが置かれている状況によって表情が変わってくる。例えば、茶室における四畳半は高級感があり品位の高いものである。ところが一般住宅になると、どちらかというとマイナーで隅にひっそりと設えられているようなイメージがある。この違いを自分なりに分析をしてみると、茶室は戸建てのケースが多く、かたや住宅の四畳半は住宅に取り込まれているケースが多い。そして茶室は廻りの庭やそこに至るまでのアプローチとの関係の中で形づくられている。したがって四畳半そのものだけでは存在していない。
この四畳半キューブの家はまさにそのような四畳半と外部との関係の中で作られている。このような考え方の住戸が現れたことによって、住宅における四畳半の概念が少しずつ変わってくるのではないだろうか。
ジョリパットを見る→ http://www.aica.co.jp/products/fill-w/jolypate/
[審査総評]
審査委員長 橋本 夕紀夫 (橋本夕紀夫デザインスタジオ)
入賞作品を改めて見回してみると、それぞれが個性的でデザインや仕上がりの完成度が高いものが多かった。特に最優秀賞に輝いた四畳半キューブの家は、まるで四畳半の戸建てのような部屋をいくつか配置して、そこにできた隙間を路地や坪庭のように見立てた物であった。それぞれのキューブの壁面の仕上げ材としてジョリパットが使われているので、内部空間にありながらも外部空間にあるような景色をつくりだしていた。その他の入賞作品もジョリパットを個性的に使っているものが多く、特に建築作品においては外部の仕上げと内部の仕上げ共にジョリパットを使い、空間の連続性を意識してつくられているものがいくつか見られた。
このように外部と内部が有機的につながった空間を表現するにあたって、ジョリパットという素材は非常に有効である。その他、インテリアでメラミン化粧板を巧みに使い非常に精度の高い空間を作り上げているものも多かった。特に、「NSK MUSEUM」は、メラミン化粧板を使った什器の仕上がりの精度が非常に高く、美しく緊張感のある空間を作り上げることに成功していた。
ニュースリリースはこちら→ http://www.aica.co.jp/news/corporate/2020/04/aica2019-1.php
出典:アイカ工業株式会社
建材ナビ・スタッフのコメント
機能性、意匠性、施工性に富んだアイカの製品を使った建築の数々。
住宅や店舗、ホテルと様々な入選作品から伝わる美しさと心地良さが溢れています!
最新のデザインは、心が思わずワクワクする作品ばかりです!
是非、コンテストの特設サイト内を隅々までご覧ください!
8回目を迎えた当コンテストは、設計やデザイン業務に携わる方を対象に、当社商品について理解を深めていただくとともに、建築文化の向上・発展への貢献を目的として、2012年より開催しています。本年もデザイン性や発想力に優れた作品が入賞し、当社商品の新たな活用例の発掘の場となりました。
【最優秀賞】
外壁と同様、内部の壁にもジョリパットアルファルナアエスを採⽤。四畳半キューブを包み込む構成
四畳半キューブ8個と鉄骨により持ち上げられた屋根。そのスキマはガラスの欄間となる
~ ミニマルな四畳半で構成した個性が変化する新住宅 ~
「四畳半キューブの家」
濱田 猛 HAMADA DESIGN
採用商品:ジョリパットアルファ ルナアエス(外壁・内壁)
外壁と同様、内部の壁にもジョリパットアルファルナアエスを採⽤。四畳半キューブを包み込む構成
四畳半キューブ8個と鉄骨により持ち上げられた屋根。そのスキマはガラスの欄間となる
~ ミニマルな四畳半で構成した個性が変化する新住宅 ~
「四畳半キューブの家」
濱田 猛 HAMADA DESIGN
採用商品:ジョリパットアルファ ルナアエス(外壁・内壁)
四畳半というサイズは極めて独特で、それが置かれている状況によって表情が変わってくる。例えば、茶室における四畳半は高級感があり品位の高いものである。ところが一般住宅になると、どちらかというとマイナーで隅にひっそりと設えられているようなイメージがある。この違いを自分なりに分析をしてみると、茶室は戸建てのケースが多く、かたや住宅の四畳半は住宅に取り込まれているケースが多い。そして茶室は廻りの庭やそこに至るまでのアプローチとの関係の中で形づくられている。したがって四畳半そのものだけでは存在していない。
この四畳半キューブの家はまさにそのような四畳半と外部との関係の中で作られている。このような考え方の住戸が現れたことによって、住宅における四畳半の概念が少しずつ変わってくるのではないだろうか。
ジョリパットを見る→ http://www.aica.co.jp/products/fill-w/jolypate/
[審査総評]
審査委員長 橋本 夕紀夫 (橋本夕紀夫デザインスタジオ)
入賞作品を改めて見回してみると、それぞれが個性的でデザインや仕上がりの完成度が高いものが多かった。特に最優秀賞に輝いた四畳半キューブの家は、まるで四畳半の戸建てのような部屋をいくつか配置して、そこにできた隙間を路地や坪庭のように見立てた物であった。それぞれのキューブの壁面の仕上げ材としてジョリパットが使われているので、内部空間にありながらも外部空間にあるような景色をつくりだしていた。その他の入賞作品もジョリパットを個性的に使っているものが多く、特に建築作品においては外部の仕上げと内部の仕上げ共にジョリパットを使い、空間の連続性を意識してつくられているものがいくつか見られた。
このように外部と内部が有機的につながった空間を表現するにあたって、ジョリパットという素材は非常に有効である。その他、インテリアでメラミン化粧板を巧みに使い非常に精度の高い空間を作り上げているものも多かった。特に、「NSK MUSEUM」は、メラミン化粧板を使った什器の仕上がりの精度が非常に高く、美しく緊張感のある空間を作り上げることに成功していた。
ニュースリリースはこちら→ http://www.aica.co.jp/news/corporate/2020/04/aica2019-1.php
出典:アイカ工業株式会社
機能性、意匠性、施工性に富んだアイカの製品を使った建築の数々。
住宅や店舗、ホテルと様々な入選作品から伝わる美しさと心地良さが溢れています!
最新のデザインは、心が思わずワクワクする作品ばかりです!
是非、コンテストの特設サイト内を隅々までご覧ください!
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