床下エアコンのための基礎工法が新登場!

その名も「サーモシールド」!ダブル断熱で断熱性UP!

基礎断熱を施工する場合、以前の鋼製型枠では、コンクリート打設後に型枠取り外しの工程や断熱材の基礎面への接着工程が必要でした。
しかし、サーモシールドはEPS(断熱材)で出来た型枠なので、打設後の取り外しが不要、断熱材なので、断熱材の張り付けが不要になりました。
また、鋼製型枠に比べて非常に軽い、浮かしが簡単にできるので「耐圧版」と「立ち上がり」の2回に分けて打設する必要が無い一体打ちが可能になっています。
 



【特長】
■ダブル断熱で断熱性UP
床下エアコンは暖気を床下に吹き出します。サーモシールドでは、外部の基礎「立ち上がり」の外と内のダブル断熱で、外部に逃げる熱を抑制してくれます。

■雨水・シロアリの侵入防止
一般的なべた基礎の施工方法では、「耐圧盤」と「立ち上がり」とコンクリートの打設を2回に分けて行うため、打ち継ぎによる隙間が出来てしまうことが多いです。
「サーモシールド」は1回打設なので、打ち継ぎが出来ないので、白アリの侵入や、浸水のリスクを引き下げることが出来ます。

■「立ち上がり」一体打設
「耐圧盤」と「立ち上がり」を2回に分けて打設した際に発生する打ち継ぎは、強度的な弱さもリスクとして持ちます。
横から荷重をかける試験を行ったところ、二度打ちの場合は20kNで基礎の反りが発生し、65kNでクラックが発生、80kNで爆裂し、90kNで破壊しました。
それに対して一体打ちの場合は、60kNで基礎の反りは発生したもののその後変化が無く、90kN以上でも変化が見られませんでした。



【仕様】
型枠本体 EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム 1号品)型枠強度保持の為、金物が一体成形されています。
外形寸法 高さ:660mm(外側用)、360mm(内側用) 厚み:50mm 幅:数種類
熱伝導率 0.034[W/(m・k)]以下
酸素指数 26以上
燃焼性 3秒以内で炎が消えて残じんがなく燃焼限界指示線を超えないこと。
樹脂原料 自己消火性難燃原料使用

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出典:コンフォートフォーム株式会社
 
建材ナビ・スタッフのコメント
サーモシールドの特徴として、ダブル断熱による高い断熱性能があります。これは一般的な基礎内断熱と比べ、サーモシールドでは「耐圧盤」と「一体打設」が可能になったことで外部が地中までEPSがしっかりカバーされるので、冷たさの侵入を防止します。また外側にも断熱材を設けることで、基礎の内部温度を保ち内側の結露を抑制。床下エアコンは暖気を床下に吹き出しますが、一般的な基礎の場合内側のみの断熱材だけですと外へ熱が逃げてしまいます。サーモシールドは外部の基礎立ち上がりは外と内のダブル断熱で外部に逃げる熱を抑えられるので、蓄熱体になることで体感温度が安定し、快適性が向上します。ぜひ、冷暖房の効率化にお悩みの方はご検討下さい。