アイジーサイディング「ノンフロン化」についてのお知らせです
アイジーサイディングの製造方法改訂について
アイジー工業株式会社は、オゾン破壊係数(ODP)がゼロで地球温暖化係数(GWP)が極めて低い、新たなノンフロン発泡剤 HFO(ハイドロフルオロオレフィン)を用いたアイジーサイディングの開発、量産化に成功し、建築材料として必要な防耐火構造認定試験に合格しました。
現在様々な仕様での各種認定取得を進めており、整備されたものから随時発売を開始し、2017年度を目標に全てのアイジーサイディングをノンフロン商品に切り替えていきます。
アイジーサイディングは、鋼板/芯材(断熱材)/アルミライナー紙を一体成型した金属サイディングで、軽量性、断熱性、耐久性に優れた外壁材です。
芯材はポリイソシアヌレートフォームという断熱材で、フォーム形成のため製造時に発泡剤と呼ばれる材料を使用しています。
この発泡剤にはノンフロンタイプ(水発泡)と代替フロンタイプ(HFC)があります。
準不燃を必要としない製品には水発泡を採用し、既にノンフロン化を達成しておりますが、ガルスパン NEO-J など準不燃材料適合商品には、準不燃の性能を確保するために代替フロン(HFC)を使用しています。しかしながら、HFC はオゾン層破壊係数(ODP)は 0 であるものの、地球温暖化への影響が大きく、「気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書」により、国内でも自主的な排出抑制対策が求められているため、新たな発泡剤を使用した商品の開発が大きな課題となっておりました。
▲発泡剤の物性
環境にやさしい外装材を目指し、この問題解決を進めた結果、HFC に替わる新たな発泡剤HFO(HFO-1233zd)を使用した準不燃材料適合商品の開発、量産化に成功し、防火構造認定試験にも合格しました。今後随時切り替えを進め、アイジーサイディングを全て【ノンフロン製品】にしていきます。
[お問い合わせ先]
営業部営業推進室 山口・林崎
〒999-3716
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今後とも宜しくお願いいたします。