ロックファウンデーション工法

礫混り土砂から硬岩まで対応できる木道やデッキ等の簡易基礎工法

ピンファウンデーションエ法は、環境にやさしい基礎工法として軟弱地盤から硬質地盤に至るまでさまざまな地盤にご利用いただいておりますが、唯一岩盤だけにはピンが打ち込めず、適用することができませんでした。この問題を解決するため、さまざまな試験研究を重ね、岩盤にも適用できるロックファウンデーションエ法を開発しました。

「表土層に隠れた岩盤」も「岩盤だけの地層」にもこの基礎工法ですぐに対応できます。

岩山にデッキを作りたい。という相談を受けることがあります。岩上に構造物を作るのであれば、岩を利用してベースプレートとアンカーボルトで支柱を固定する方法があります。
ただし、地にはいろいろあり、表上からは見えない下の方に岩があったり、表士のすぐ真下に岩堂ということもよくあります。この状態ですと従末の基礎工法ではすぐに対応できません。このような地の状態には、「ロックファウンデーション工法」を用いることで世盤でも基礎をつくることができます。

<特長>
■木道・デッキ・四阿等の岩盤基礎工法
■資材搬入、施工ともすべて人力で可能
■現場でのコンクリート打設作業が不要
■作業性がよく、工期が短縮できる
■礫混じり土砂から硬岩までほとんどの地山に使用可能

<施工手順>
01.基礎設置位置に仮固定ピンを打設し、定着金具を取付けます。
02.定着金具のスリーブ管をガイドにスタッドピンを岩盤に打込みます。
03.スタッドピン孔内の土砂をオーガ、エアーブロー等により除去します。
04.スタッドピンをガイドにロックボルトを岩盤内に所定深さまで削孔します。
05.ロックボルトの中空部からグラウトをポンプで注入し、孔内を充填します。
06.球面ワッシャ、球面ナットでロックボルトを固定します。