環境にやさしい暖房器具【リンカル】Milly 515 LS

薪でも石油でもないイマドキの燃料!ペレットストーブ

■「環境にやさしい暖房器具」として近年注目を集めているペレットストーブ。
そのエコロジカルな特徴の根幹とも言えるのが、燃料として使用される"木質ペレット"です。木質ペレットは、木材を細かく砕いて固めた木質バイオマス燃料で、カーボンニュートラルと呼ばれる特徴を持つことから、環境負荷の低い燃料として広く利用されています。

■カーボンニュートラルと木質ペレット
「カーボンニュートラル」とは、「温室効果ガスの排出量を差引きして全体で0にする」という考え方です。
木質ペレットの燃焼時に発生するCO2 は、その木が成長過程で吸収したCO2と同量であることから、ペレットの燃焼は「カーボンニュートラルである」とされています。
ペレットの製造には、森林の成長過程で伐採される間伐材の他、工場端材や木片、かんな屑、樹皮や倒木、流木など、あらゆる木材が使用されます。
そのままでは大きさも燃焼効率もバラバラで使いづらく、捨てるしかなかった木材も、一定のサイズと含水量に統一することで、燃料として再利用できるようになりました。
近年ではペレット用の森林を設け、伐採と再植林のサイクルをもって再生可能エネルギーとして活用する取り組みも進んでいます。
化石燃料に代わり、次世代のエネルギー生産の一端を担う資源として期待されているのが、この「木質ペレット」なのです。

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【ペレットストーブの設置についてよくある質問 Q&A】

Q. ペレットストーブの設置には別途費用が必要でしょうか?
A. 室外に排気を出すため、排気管等の部材代金と設置工事費が必要です。薪ストーブと比べると部材代金・設置工事費ともに安価です。

Q. 部材・工事費はいくらになりますか?
A. 設置場所により異なりますが、10 万～ 20 万円程度となります。

Q. 床や壁の補強・耐熱改修などは必要ですか?
A. 基本的には補強する必要はありません。ペレットストーブには壁からの離隔距離が決められていますので、それに従って設置を行います。離隔距離は機種や壁の材質によって変わりますが、安全性やメンテナンスのために必ず設けられます。

Q. ペレットストーブの敷板や置き台は必ず必要でしょうか?
A. 必ずしも必要ではありません。フローリングの痛みが気になる場合などには使用することをおすすめします。

Q. 壁抜きをしたくないのですが。
A. ペレットストーブは排気を室外に排出する必要があるため、基本的には壁を貫通した煙突の設置が必須となります。ただし、ガラス窓をアルミパネルに交換することでも施工可能です。

Q. 火災について気をつけなければいけないことはありますか?
A. ストーブ本体の前面や排気の出口周辺は高温になります。燃えやすい物が無いようご注意ください。また、排気管表面も高くなることがあります。低温炭化火災などに注意が必要ですので、壁貫通部の断熱等、十分に安全に配慮した施工を行います。