建材ナビがお届けする【THE SPACE DESIGN】にシームレス床暖房の採用例をご紹介!
シームレス床暖房の製品を施工した事例や設計士様のインタビューをご紹介!
▶ 床暖房【シームレス床暖房パネル】製品詳細はコチラ!
清水淳建築設計事務所、一級建築士 清水 淳氏により手掛けられた数々の住宅や建築物の中でシームレス床暖房が採用された際の、選ばれたポイントや使用した際の感想などを、建材ナビが独自に取材。
建築設計士からの視点で、製品を選ぶ際のポイントや施工例など詳しくご紹介しています!
シームレス床暖房様の製品を使用した感想・選択理由・ポイント
床暖房システムとしては、一般的にはモジュール化されたパネルタイプが主流かと思います。こういったタイプは比較的広く、また整形の平面形状の部屋で採用するには都合が良いのですが、不整形な平面形状であったり、造り付けの家具を除けてパネルを設置しようとすると、パネルの敷設率が極端に低下してしまいます。また、モジュール間の温水配管の接続が避けられないため、少なからず将来的な漏水が懸念されます。
その点、シームレス床暖房のシステムでは、自由に床暖房の敷設エリアを計画でき、不整形な平面形状であっても敷設率を高めることができるため、床暖房としての快適さを最大限に引き出すことができます。更に温水管の途中でジョイントがないため、将来的な漏水の心配もありません。また、床暖房工事は一般的には専門の設備施工会社が工事を行いますが、シームレス床暖房のシステムはある程度の知識を持った人のサポートがあれば、一般のユーザーさんでも工事が可能だというのが面白いところです。
私は自宅の改修でシームレス床暖房のシステムを採用し自主施工を試みましたが、これ以降、私が設計する住宅でシームレス床暖房のシステムを採用する際は、私がアドバイザーとして立ち会いつつ、お施主さんに床暖房の工事に参加してもらっています。
温水パネルを敷き詰め、そこに温水パイプを這わせる工事をお施主さんが行うのですが、どういう風に温水が流れているかを実感できるため、例えば住み始めてから床に釘を打って温水管を破損させてしまうといった事故も減らせると考えています。
建物の工事にお施主さんが直接参加する機会というのはなかなか無いと思いますが、皆さん、ひとつのイベントとして楽しんでいただけたのではないかと思います。
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清水淳建築設計事務所
清水 淳(JUN SHIMIZU)
<経歴>
1969年 埼玉県生まれ
1995年 東京工業大学大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了
1995年 青木淳建築計画事務所
1996~2001年 長谷川逸子・建築計画工房
2003年 一級建築士事務所 清水淳建築設計事務所設立
2003~2005年 迫慶一郎、藤岡務、陸鐘驍と共に東方設計公社として中国での設計活動
2005~2013年 京都造形芸術大学非常勤講師/日本建築学会/東京建築士会環境委員会委員
2008年 グッドデザイン賞
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