東日本大震災の被災経験から誕生した小型発電機「ELSONA(エルソナ)」

震災の教訓を生かした「非常用ハイブリッド式小型発電機」

「東日本大震災により工場が全壊」
2011年3⽉11⽇に発⽣した東⽇本⼤震災で、⼯場(岩⼿県上閉伊郡⼤槌町)は全壊しました。その際、ライフラインの復旧、⾮常時のエネルギー確保等、さまざまな問題に直⾯しました。特に、電⼒の確保は⼤きな問題でしたが、ガソリンや軽油を燃料とする発電機では燃料供給が難しく、深刻な燃料不⾜により、稼働させる事ができず充分に電気を確保する事ができませんでした。

「東⽇本⼤震災の被災経験を活かした新たなものづくり」
岩⼿県⼤槌町では⽔道・電気の復旧までに約1ヶ⽉以上かかりましたが、 LPガスの復旧は早期におこなわれました。この震災の教訓を⽣かして、新たな⾮常⽤発電機「ハイブリッド式⾮常⽤⼩型発電機 ELSONA(エルソナ)」が誕生しました。

【ELSONA HYB5500Lの特徴】
■LPガスとガソリンが使用できるハイブリッド式。
燃料には利便性が高いLPガスを採用し、さらにガソリンも使用できる
ハイブリッド式としました。
■定格出力5000VA。オフィスや家庭での大部分の電源をカバー。
従来のLPガス発電機(800～900VA)では、容量が小さいため限られた
製品にしか利用できません。
「HYB5500L」は、定格出力5000VAなので電気機器を同時に使用でき
幅広く利用できます。
■一般家庭に設置されている50KGボンベ1本で、約30時間分稼働可能。
LPガス使用の場合、一般家庭に設置されている50㎏ボンベ1本で
約30時間分稼働させる事ができるので、非常時の電源確保に大いに
役立ちます。(※3.5kw(約70%)負荷時)
■LPガス使用で、メンテナンスの手間を軽減。
LPガスは長期間保存しても劣化しにくいので、ガソリン発電機に
おいて必要な燃料の抜き取りや、キャブレーター掃除などの
メンテナンスが不要です。また、長期保管後でもスムーズに始動
できます。
LPガスは、都市ガスエリアに於ても非常用発電機の燃料として、
手配・活用ができます。

「LPガス使⽤のメリット」
●LPガスは個別供給可能かつ可搬性に優れたエネルギーのため、移動・設置が容易で、
災害時迅速な復旧が可能。

事例:LPガスは東⽇本⼤震災で、津波で建物が損壊⼜は流されてしまった
もの等を除いて、地震発⽣後約3週間程度で⼤⽅の復旧が完了し、
都市ガス及び電⼒よりも早い時期に全⾯復旧を果たしています。
●都市ガス使⽤エリアでも、LPガスの可搬性を活かし、
⾮常⽤発電機の燃料として活⽤できる。
●ガソリンや軽油等の可燃性液体燃料と⽐較すると劣化しにくいため、
万が⼀の備えとして⻑期保管に向いている。