シッケンズ木材保護塗料

塗装から8年経過した木部外壁の状況レポートシッケンズの色持ち

福島県二本松市に2016年に建設された災害復興公営住宅『石倉団地』の外壁には、WoodALCというスギの厚板集成板が外壁として使われております。その表面保護塗装にシッケンズセトールHLSeが使用されておりますが、既に8年以上経過しても塗装はまだ残っており木材の表面保護に役立っています。

塗装が脱落した箇所から木材に直接、雨や紫外線が当たって徐々に木材表面の組織が分解されます。
そこから雨が染みこみ、分解が進み木材が痩せて、徐々に朽ちていく経過を辿ります。
塗装はそのような劣化から木材を守り、建物を長期に渡って保護するためのものです。

『石倉団地』では日射も厳しい西面でも、シッケンズの半造膜機能でしっかり顔料などが定着していることもあり、まだ塗装は保てている状況でしたが、そろそろメンテナンスをご検討頂く時期でもあるかと思われました(担当者)。

シッケンズは木材への浸透性に加えて表面に保護層(保護膜)を形成する半造膜機能を持っています。中でもセトールHLSeはごく薄い塗膜で木材の質感を引き立てて、塗装も剥がれたりせず浸透系塗料と同じように徐々に薄くなるような感じでメンテナンス性も良好です。シッケンズは木目を鮮明に生かすため高品質の酸化鉄系顔料を使用しています。抜群の耐UV効果があり、また木目を鮮明に生かす効果もあります。それが半造膜機能によってしっかりと木材表面に定着するので色持ちが良く、優れた耐久性能を発揮する需要な要素となっています。他社の半造膜製品は木目を潰すハイソリッド(隠蔽性の高い)が殆どで木質感は薄れます。シッケンズのような木質感を生かした『半透明仕上げの半造膜塗料』は、他社には無い特長です。※写真はJKホールディングス様広場ベンチ

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