Woven Ceramic Echizen[繊維を表現した瓦]

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屋根から壁に!再利用出来る、越前瓦を活用した新しい建材
日本の六古窯にも数えられる越前焼の産地で、江戸時代から生産されてきた「越前瓦」。
雪深い福井の地域で主に屋根瓦として使われてきました。

越前焼と同じく鉄分を含む粘土を用いて、鉄分を含む釉薬をかけて還元焼成を行います。
すると、越前瓦の独特の色である「銀鼠」と呼ばれる渋いいぶし銀が表面に現れ、美しい色合いを作り出します。
また、表面の質感はザラザラとしており、屋根の上で雪下ろしをする時にすべりにくい機能も持ち合わせています。

そんな越前瓦を壁面の外装に利用するために始まったのが「WOVEN CERAMIC ECHIZEN PROJECT」です。

福井の地場産業である織物に見立て、ゆるやかなアーチを活かして交互に組み合わせたデザインが特徴で、小さな一角から建物を覆うほどの広範囲に至るまで、和洋問わず、用途は多岐に渡ります。

■仕様
本体サイズ:60 × 293 × 20 (±3㎜)
色:銀鼠・窯変
材料:不燃材料
不燃認定番号:建設省告示第1400号(最終改正 国土交通省告示第1178号)
販売エリア:全国(1200℃前後の高温還元焼成により吸水率が低いため、寒冷地でも使用可)

■技術データ
項目:越前瓦 / JIS規格
曲げ破壊荷重:2.7kN以上 / 1.5kN以上
吸水率:5%以下 / 12%以下
凍害試験:20℃~20℃ / 試験方法 JISA5208

■特許取得
特許番号:特許第6810942号
発明の名称:壁面構造及びそれに用いる壁面用装飾体
登録日:令和2年12月16日

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~メーカーの声~

都市部では発想力・想像力・技術力が詰まった建築が実現しており、幾何学的に自由な形態を実現しようと思うと、瓦には制約が多く、金属やその他資材にはかなわない部分もあるなと思います。

ただ、焼き物の魅力、瓦の魅力という点で考えると、自然素材で、揺らぎがあり、耐久性が高く、一枚から交換可能。
その良さを改めて新しい形で表現した本商品が、都市に取り入れてもらえるものとなればと思います。

また、織物状の構造で特許を取得していますので、違った織り方なども新たに開発していきたいと考えてます。
デザイン・製造・施工がチームで動いていますので、こんなの作ってみたい等の問い合わせもお待ちしてます。

立体的で重量感もありながらも、軽やかな印象を持つ本製品が、瓦離れが続く現代で、改めて瓦の話をする機会となり、身近な素材の事、地域の歴史の事を考えてもらえる事を期待しています。

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