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こんにちは。庭の池は、池に溜まった水から水蒸気が建物の床下に滞留し、湿気を呼ぶとか、また夏には蚊の発生源ともなるのでよくないという人もいます。
科学的にはこの辺が根拠となるのでしょうが、俗に言う「風水」や「家相」にはあまりこだわらない方がよいのではと思います。池を建物とあまり近づけず離して作る、循環ポンプを入れて金魚などを入れておく、時々水を取り替えるなどメンテナンスをよくする、などで解決できるでしょう。
風水の問題は私たち設計側と、建物の御施主のあいだではよくやりとりされることなのですが、もし建物を全て風水通りに建てるとすれば、とんでもなく住み難い家となってしまいます。おそらく、私を含め設計に携わる人の9割近くは、風水を根拠がないと思っているのではないでしょうか。そんな場合はできるだけ、風水にこだわる御施主の希望を取り入れつつ、機能性や美観などを考慮に入れた妥協点を見つけるしかありません。家は住む人にとって快適で便利な設計が何より優先されるべきと思いますから。
池についての私の意見ですが、ランランさんのお家もご主人の熱心な創作意欲と、まめなお手入れさえ忘れなければ、池のある風流なお庭が楽しめるのではないでしょうか。

失礼します。

私もかつて風水で家を設計しようと目論んでおりましたが、「建てたい家」と「住みやすい家」は違う事を痛感させられました。風水にも何かしらの根拠がありますが、やはり機能性に欠ける風水とうのは後々厄介になるかもしれません。私は鯉を飼っていますが、大きくなってきて、ちょうど小さな池が欲しいと思っていました。アーキテクトさんの回答を参考に試行錯誤してみます。

アーキテクトさん、パーコさん、ご回答をありがとうございます。アーキテクトさんは設計の先生だと思うのですが、「風水」はあまりというか全然信じていらっしゃらないというのを伺い、ホッとしました。(なぜなら、やはり自宅の玄関が東北の角にあり、建てた後からこれは鬼門だからと両親に言われ嫌な気分になったことがあったからです)
庭の池の件でも、注意事項を守れば問題ないとのこと、安心いたしました。主人に伝えたら「ほら、見ろ。オレの言うことに間違いないだろ」と言われそうです。お二人とも有難うございました。