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2009-10-24 01:08:05
ロックウール耐火被膜と断熱について
よし さん
現在新築を計画中で重量鉄骨3階建、外壁はラムダで1時間耐火のため吹付けロックウールを施工します。
ここで問題なのですが、気密および断熱性能を上げる為にウレタン吹付けを施したいのですが、硬化したロックウール耐火被膜の上に直接ウレタンを重ねても大丈夫でしょうか?ロックウールの表面はスラリーで硬化処理するつもりです。
この場合、壁体内結露の心配は無いでしょうか?
地域は東海で夏は高温多湿ですが冬はそれほど寒くはありません。次世代省エネでⅣ地域です。
またラムダ外側からの雨水の浸入によってロックウールに影響はありますか?硬化後の耐水性に関する記述が見つからないので、どなたかご存知の方、いらっしゃいませんか?
回答
回答数
2
【回答1】
フトシ さん
まず「硬化した吹付けロックウールにウレタン吹付けをして大丈夫か?」との質問ですが、
発泡ウレタンの上に吹付けロックウールを吹いた場合は良好な付着性を示します。
逆の場合のデータはありませんが、北海道などで実績があり、問題は発生してないようです。

2点目の「この場合、壁体内の結露の心配はないでしょうか?」との質問ですが、
乾燥硬化した吹付けロックウールであれば、ウレタンの透湿抵抗が大きいため、内部結露の発生はないと思います。

3点目の「硬化後の耐水性は?」との質問ですが、
ラムダ外側からの雨水浸入は無い様にしてください。
また、硬化後、雨水が侵入すると、熱伝導率が大きくなり、材料の強度も15%程度低下します。
セメント分が流失しない限り、乾燥後は本に戻ります。
【回答2】
よし さん
フトシさん、ありがとうございます。
ウレタンの発泡によってロックウールがつぶれる様なことは無いか心配だったのですが、北海道で実績があれば大丈夫かなと思います。
問題は外からの雨水の浸入ですね。侵入しても乾燥しやすい状態を作る=通気層の確保を考えてみます。
ありがとうございました。

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