この質問は解決済です。
2010-04-01 14:24:13
地下水??
yoshi さん
基礎掘削時には水が染み出た等の報告は一切無かったに、竣工後、現在の庭や家周囲を掘ると、ほぼ確実に水が染み出てきます。(深さ1mの穴を掘ると、うっすら水が染み出てきて、最終的には数時間で地表面から30cmの位置まで水がたまります→なくなりません)。
家が建つ前は地下水位は低かったのに、家を建てたら急に地下水位が高くなった。こんなことは考えられるのですか??
とても困っています。庭の植樹どころか、基礎の湿気も気になっています(布基礎ですが防湿コンクリート6cm厚です)。水は溜まったら排出を繰り返し、一週間ポンプアップし続けても、無くなりません。
レベルの関係上、深い位置に暗渠を設けられず、対応策も全く分かりません。排水に詳しいと思われる土木業者にも見てもらいましたが、こんなケースは初めてです。と言われました。。
いくつか考えてみたのですが、どの方法が現実的だと思われますか??
a) 深さ1m以下にある硬い粘土層が破壊されるかチャレンジする (2mくらい??)
b) 1mの位置に暗渠を設けて、集水枡に集めた後、ポンプアップ
c) 家の外周に深さ1 mの穴を掘り、土壌改良を施した土を埋め戻して、家の外周地下に水が寄らないように、堤防を作る。
d) 最近の住宅は防湿対策がしっかり為されているので、何もしない (ただし、床下点検や湿度には気をつける)
家が建つ前は地下水位は低かったのに、家を建てたら急に地下水位が高くなった。こんなことは考えられるのですか??
とても困っています。庭の植樹どころか、基礎の湿気も気になっています(布基礎ですが防湿コンクリート6cm厚です)。水は溜まったら排出を繰り返し、一週間ポンプアップし続けても、無くなりません。
レベルの関係上、深い位置に暗渠を設けられず、対応策も全く分かりません。排水に詳しいと思われる土木業者にも見てもらいましたが、こんなケースは初めてです。と言われました。。
いくつか考えてみたのですが、どの方法が現実的だと思われますか??
a) 深さ1m以下にある硬い粘土層が破壊されるかチャレンジする (2mくらい??)
b) 1mの位置に暗渠を設けて、集水枡に集めた後、ポンプアップ
c) 家の外周に深さ1 mの穴を掘り、土壌改良を施した土を埋め戻して、家の外周地下に水が寄らないように、堤防を作る。
d) 最近の住宅は防湿対策がしっかり為されているので、何もしない (ただし、床下点検や湿度には気をつける)
回答
回答数
6
【回答1】
担当者 さん
初めまして。ジオテック株式会社の担当者です。
下水位につきましては、日本の低地部では浅い深度に分布していることが多いです。
今回のご相談のように1m前後に分布することは珍しくありません。
水位は季節的な変動もあり、浅い深度に分布する水位は降雨や地形にも影響されます。
建設時の掘削深さが不明ですが、
寒冷地などを除けば、一般的な戸建住宅であれば基礎工事時の掘削深さは50cm以内です。
お問い合わせの件が、戸建住宅であれば建設時には「水」は出てこなかったと推定されます。
湿気は、水位の高さによらず、住宅建設においては、注意を払うのが一般的です。
防湿コンクリートの下には防湿シートが敷かれ、床下換気にも気を配って設計されます。
したがって、今の情報からですと、a)~d)を選ぶとd)になります。
なお、床下点検口があれば、現状床下の湿気がどのような状態なのか確認されるのがよろしいかと思います。
(建設会社さんは相談に応じてもらえないのでしょうか?)
また、地下水位が気になるようであれば、(敷地条件にもよりますが・・)水位を確認するための簡易的な井戸を設置することも当社では可能です。
お気軽にご相談頂ければと思います。
ジオテック株式会社
下水位につきましては、日本の低地部では浅い深度に分布していることが多いです。
今回のご相談のように1m前後に分布することは珍しくありません。
水位は季節的な変動もあり、浅い深度に分布する水位は降雨や地形にも影響されます。
建設時の掘削深さが不明ですが、
寒冷地などを除けば、一般的な戸建住宅であれば基礎工事時の掘削深さは50cm以内です。
お問い合わせの件が、戸建住宅であれば建設時には「水」は出てこなかったと推定されます。
湿気は、水位の高さによらず、住宅建設においては、注意を払うのが一般的です。
防湿コンクリートの下には防湿シートが敷かれ、床下換気にも気を配って設計されます。
したがって、今の情報からですと、a)~d)を選ぶとd)になります。
なお、床下点検口があれば、現状床下の湿気がどのような状態なのか確認されるのがよろしいかと思います。
(建設会社さんは相談に応じてもらえないのでしょうか?)
また、地下水位が気になるようであれば、(敷地条件にもよりますが・・)水位を確認するための簡易的な井戸を設置することも当社では可能です。
お気軽にご相談頂ければと思います。
ジオテック株式会社
【回答2】
yoshi さん
ご回答ありがとうございます。
伝え切れていない部分があるかと思ったので、補足します。深さ1m掘って初めて水が出るのではなく、深さ50cmの穴を掘った場合でも、地表面から30cmまで溜まります。深さ30cm掘っても、うっすら水が滲みます。つまり、地下水位30cmということでしょうか??
この場合、当地は宅地なので、基礎50cm掘削しても水が出たと思いますし(実際は掘削時、水は出なかったが)、基礎湿気が気になったのです。。
伝え切れていない部分があるかと思ったので、補足します。深さ1m掘って初めて水が出るのではなく、深さ50cmの穴を掘った場合でも、地表面から30cmまで溜まります。深さ30cm掘っても、うっすら水が滲みます。つまり、地下水位30cmということでしょうか??
この場合、当地は宅地なので、基礎50cm掘削しても水が出たと思いますし(実際は掘削時、水は出なかったが)、基礎湿気が気になったのです。。
【回答3】
mura さん
yoshiさん
確かに心配ですね。まず原因を調べなくてはなりません。今冬のように雨が多い事によるものなのか、建設した会社の基礎工事をやった所に、工事中は水が出ることは本当に無かったのか、多少はあったのかなど確認する必要があります。土地は盆地の底のようになっていますか、この場合周囲の水が集まりやすくなります。水が抜けないという事は、水の逃げ道が無いと言う事ですから、浸透枡を建物の周りに設置して地下に逃がす方法など検討する必要があるかと思います。AかCに近い方法
そのままにしておくのは、私は危険だと思います。土地が湿っている場合、建物は強くても地盤がゆるくなって、地震の時に横滑りしたり、土地の強度差で傾いたりします。これは神戸の震災でも見られました。
又これからずっと心配を抱えて住むのは健康上良くありません。通常建物を建てる前に地盤調査を行うのですが、調査をして水位を確かめ、予防処置を取ることをお勧めします。土地の浸水に関しては、まれに水道があった所を工事で塞いでしまい水が逃げられなくなって土地に広がる事なども聞いています。只この場合基礎工事中に判る物と思います。
梅雨の時期とかその他の時期にどうなるか、1年ほど様子を見て見るのも良いかもしれません。常に湿った状態ですと湿気は上がって来ると思います。考えられるのは冬期における結露の増加、内壁の結露によるカビなどです。建物にとって水は難敵です。用心に越した事はないと思います。
スウェーデン式サウンディング地盤調査費用は建物周囲4ポイントで4万円くらいです。
木の家づくり 村山設計室
確かに心配ですね。まず原因を調べなくてはなりません。今冬のように雨が多い事によるものなのか、建設した会社の基礎工事をやった所に、工事中は水が出ることは本当に無かったのか、多少はあったのかなど確認する必要があります。土地は盆地の底のようになっていますか、この場合周囲の水が集まりやすくなります。水が抜けないという事は、水の逃げ道が無いと言う事ですから、浸透枡を建物の周りに設置して地下に逃がす方法など検討する必要があるかと思います。AかCに近い方法
そのままにしておくのは、私は危険だと思います。土地が湿っている場合、建物は強くても地盤がゆるくなって、地震の時に横滑りしたり、土地の強度差で傾いたりします。これは神戸の震災でも見られました。
又これからずっと心配を抱えて住むのは健康上良くありません。通常建物を建てる前に地盤調査を行うのですが、調査をして水位を確かめ、予防処置を取ることをお勧めします。土地の浸水に関しては、まれに水道があった所を工事で塞いでしまい水が逃げられなくなって土地に広がる事なども聞いています。只この場合基礎工事中に判る物と思います。
梅雨の時期とかその他の時期にどうなるか、1年ほど様子を見て見るのも良いかもしれません。常に湿った状態ですと湿気は上がって来ると思います。考えられるのは冬期における結露の増加、内壁の結露によるカビなどです。建物にとって水は難敵です。用心に越した事はないと思います。
スウェーデン式サウンディング地盤調査費用は建物周囲4ポイントで4万円くらいです。
木の家づくり 村山設計室
【回答4】
yoshi さん
どうもありがとうございます。敷地の形状はひな壇であり、北面道路で、西および南は当地より高く、東は若干下がっています。
地盤調査は建築前にSS式で実施していますが地下水位不明との記載でした。また、基礎掘削時の施行写真でも全く水らしきものは認められず、土も乾いたように見えます。なのでなおさら不思議です。。
ちなみに今後、SS式地盤調査を建物周囲で行う意図はどういったことなのでしょうか??
家は2009年7月に竣工しており、施行開始の5,6月は例年より降水量が少なかった地域(関西)ですので、この水が季節性なのか、すこし長い目で確認してもいいのかとも思っています。
地盤調査は建築前にSS式で実施していますが地下水位不明との記載でした。また、基礎掘削時の施行写真でも全く水らしきものは認められず、土も乾いたように見えます。なのでなおさら不思議です。。
ちなみに今後、SS式地盤調査を建物周囲で行う意図はどういったことなのでしょうか??
家は2009年7月に竣工しており、施行開始の5,6月は例年より降水量が少なかった地域(関西)ですので、この水が季節性なのか、すこし長い目で確認してもいいのかとも思っています。
【回答5】
mura さん
yoshiさん
SS調査をしていないかと思い書きました。調査があり、基礎掘削時に水が無いと言う事は、敷地より高い西か南の土地からの雨水や他の水の浸入が考えられますね。1M以下の地盤が硬いようですので雨水などが表層に溜まって下のyoshiさんの土地に流れて来てしまうのかもしれません。只、その場合、東側が下がっているという事ですのでそちらに行かないのは不思議ですね。雨の多い時と少ない時とで長い目で確認するのが良いと思います。条件が同じとすると御隣の土地も同様になる可能性があると思いますが、隣接地の方にも聞いて見たらいかがでしょう。
SS調査をしていないかと思い書きました。調査があり、基礎掘削時に水が無いと言う事は、敷地より高い西か南の土地からの雨水や他の水の浸入が考えられますね。1M以下の地盤が硬いようですので雨水などが表層に溜まって下のyoshiさんの土地に流れて来てしまうのかもしれません。只、その場合、東側が下がっているという事ですのでそちらに行かないのは不思議ですね。雨の多い時と少ない時とで長い目で確認するのが良いと思います。条件が同じとすると御隣の土地も同様になる可能性があると思いますが、隣接地の方にも聞いて見たらいかがでしょう。
【回答6】
yoshi さん
ご返答ありがとうございます。地盤が一様ではなく、粘土層に挟まれた砂層に水が帯水していると考えています。ご指摘の通り、南西の角のポイントから水が染みでているようです。ただ東側が下がっていると言っても、20cm程度なので、フラットな範囲かもしれません。周囲のレベルおよび地質を考慮すると、イメージ的には、水が流入するスピード>水が排出するスピードなので、庭の砂層に常に水が溜まるのかと思います。いずれにせよ、どのような状況でも基礎掘削時に水がでなかった説明が出来ないのです。。東側のお隣さんは、当宅の2ヶ月後に建てたのですが、基礎掘削時に結構水たまりがあったように思います。また、庭はまだ手つかずなのですが、「注意された方がいいですよ」と伝えています。