建築何でもQ&Aチャンネル

この質問は解決済です。
2010-09-14 12:06:32
1.5m×10mのベランダ勾配の取り方について
やまさん さん
1.5m×10mのベランダの勾配のつけ方の質問です。①50分の1の勾配で前方のみに勾配をつけて、一番先端(奥)から左右に50分の1の溝勾配をつけて、左右の奥に水を流す方法と②左右の斜め前方に直接50分の1で勾配を取り、水を斜めに流す方法があるとのことで、これだとベランダへ出る跨ぎ高さが低くなるとのことでしたので、大工さんに後者をお願いして合板を貼ってもらったのですが、ベランダの上に立ってみるとベランダの手前中央から斜め左右前方に下がったベランダの勾配の大きさと勾配が斜めになっているので酷く落ちつかない感じがしました。今までモデルハウスのベランダで感じたことのない傾斜感覚で困惑しています。一般的にどちらの施工が多いのか?前者の方法だと感じ方は大分違うのか?また、両者のそれぞれの場合で、上にデザインの良いスノコ、タイル等で歩く場所の平面を保つ方法はあるのでしょうか?更に、ベランダに立ったとき違和感の少ない工法はあるのでしょうか?ご意見お願い致します。
回答
回答数
2
【回答1】
担当者 さん
初めまして。株式会社茶ノ木の担当者です。

水勾配は一般的に1/50-1/100といわれてます。
ベランダでは片勾配が多いようで、ご質問の①になります。
この場合、傾きが 一方向なのであまり感じないかも知れません。
又、奥行き1.5mに対してのみの勾配ですので、30mmの落差です。
②の場合は、片側5mに対し100mmの落差ですので、かなり勾配を感じるかもしれません。

違和感については、感覚の問題ですので、1/50でもかなり傾いていると感じる方はいらっしゃるでしょう。
或いは1/50以上の勾配が付いているかもしれません。

ベランダ上にスノコ状デッキを作れば違和感はなくなります。
デッキは水平に施工します。

その場合、根太を勾配に沿って配置すれば水の流れを妨げませんので、問題ありません。
タイルですと、下に水が流れませんので、タイルに勾配を付けることとなり、問題は解決できません。
又、日差しが強いところでは、照り返しが強く室内まで熱くなる場合もありますし、裸足で歩けないでしょう。

持ち上げられる程度のスノコにすれば、デッキ下の掃除も可能です。(数年に一度)
但し、あまり小さなスノコ(デッキパネルなど)ですと、納まりが悪く、ガタツキが出ますので、ある程度の大きさ(ウリンですと1m四方程度)にした方がいいでしょう。

株式会社 茶ノ木
HP:http://www.ulin.jp/
【回答2】
やまさん さん
丁寧な回答ありがとうございます。大変参考になりました。ベランダ上にウリン材でスノコ状デッキを検討したいと思います。どうもありがとうございました。

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