この質問は解決済です。
2012-06-20 14:04:22
気密シートの貼り忘れについて
ほくと さん
新築中ですが、壁の石膏ボードを貼っているところで、気密シートの貼り忘れに気付きました。
壁は間仕切りが終わっているので部屋ごとに気密シートを貼り、気密テープを貼る。
2階の天井は石膏ボードが貼ってあるのでその上に気密シートを貼り、その上にまた石膏ボードを貼る。外壁の壁側の天井はしっかり施工してありましたが、間仕切り側の壁の天井は気密テープも貼ってありません。
ユニットバスは取り外しができないのでユニットバスの外壁はそのままです。
壁の内部結露、断熱、気密性に問題はありませんか?
壁は間仕切りが終わっているので部屋ごとに気密シートを貼り、気密テープを貼る。
2階の天井は石膏ボードが貼ってあるのでその上に気密シートを貼り、その上にまた石膏ボードを貼る。外壁の壁側の天井はしっかり施工してありましたが、間仕切り側の壁の天井は気密テープも貼ってありません。
ユニットバスは取り外しができないのでユニットバスの外壁はそのままです。
壁の内部結露、断熱、気密性に問題はありませんか?
回答
回答数
3
【回答1】
田舎人 さん
気密シートの意味が分かっていないように思われます。 間仕切壁の上から気密シートを張っても全く意味がありません。きっと防湿シートと混同しているように思われます。気密シートは、土台の側面から桁梁の側面まで通さなければ意味がありません。大変かも知れませんが、外壁側の石膏ボードや床及び天井を外し、ユニットバスも一度撤去して、気密シートを張り直す必要があります。そればかりでありめせん、天井や床の気密シートの張り方ににも独特な技術がありますが、断熱気密の基礎知識に欠けていると思われます。
質問者がご自分で施工されているようですので、断熱・気密が簡単な外断熱工法を取り入れたほうが無難なような気がします。この工法はちょっと勉強すればマスターできます。そうすれば、なにも撤去しないで施工を進めることが出来ると思いますが、工事費が多少かかることを覚悟しなければなりません。
質問者がご自分で施工されているようですので、断熱・気密が簡単な外断熱工法を取り入れたほうが無難なような気がします。この工法はちょっと勉強すればマスターできます。そうすれば、なにも撤去しないで施工を進めることが出来ると思いますが、工事費が多少かかることを覚悟しなければなりません。
【回答2】
ほくと さん
田舎人さんどうもありがとうございます。文章の説明不足ですみません。施主です。気密シートが貼られてなくてハウスメーカーの方に指摘しました。
壁は外壁側だけ気密シートが貼られ、間仕切り側は貼られていません。天井は間仕切りのところでシートが切れているので隙間が気になって・・・。今日、家に行ってみると間仕切りのところ(天井)にテープが貼って石膏ボードが貼られてました。
インターネットで調べるとコンセント部分(これはありました)や天井も一面シートが貼ってあったり、シートの先貼り(こちらはなしです)などあって大丈夫かなと思ったのですがあまり気密シートの効果は期待できないみたいですね。やり直しは難しそうなのでこのままでも大丈夫ですか?
壁は外壁側だけ気密シートが貼られ、間仕切り側は貼られていません。天井は間仕切りのところでシートが切れているので隙間が気になって・・・。今日、家に行ってみると間仕切りのところ(天井)にテープが貼って石膏ボードが貼られてました。
インターネットで調べるとコンセント部分(これはありました)や天井も一面シートが貼ってあったり、シートの先貼り(こちらはなしです)などあって大丈夫かなと思ったのですがあまり気密シートの効果は期待できないみたいですね。やり直しは難しそうなのでこのままでも大丈夫ですか?
【回答3】
かあやん さん
ここ十数年 北海道を中心に気密工法がかなり浸透して来ており、その施工方法は日進月歩で進んでおります。 一般的には 防湿気密工事の工法の一種で 田舎人さんの言う様にビニールシートを土台から桁上まで(2階の軒桁)連通して張るもので、室内の空気と湿気を外壁側に動くのを防ぐ役割を果たします。場合によってはビニールシートを防風シート(タイベックシート等)を代用する場合もあります。このシートの施工位置は 屋外に面する室内側の仕上下地ボードと断熱材の間で 床、壁、天井(小屋裏)の外気面に接する面が対象で、間仕切壁は対象外です。
私たちにはあたりまえの施工のようになっておりますが 北海道でも業者によってはかなりのバラツキがあるのが実態です。
気密は本当に大切です。断熱材を入れていても隙間風があったのでは空気が動き寒い空間となってしまします。
また 換気の方法によってもその性能がばらつきます。一般な3種換気(換気扇で排気を行う)ですと、室内の空気を措外へ押し出しますので、その分あらゆる隙間から外気が室内に入ろうとしてきます。といった様な現象が多々おきます。できるかぎり頑張ってもらったほうが良いと思いますが どうしてもダメな場合は室内毎の気密化を行ってください。その場合 気密シートを間仕切側に折り返し(シートをタッカーで止まる所・一つめの間柱)て造っていってはいかがでしょう。ただ性能は少し落ちますが・・・ とは言え 今でもこのように施工している業者がかなりいる事も事実です。 長々となってしまいましたが 満足いく住宅が完成されますよう お祈りいたします。
蛇足ですが 北海道建築総合研究所で断熱気密に関する資料を公開しておりますのでこちらを覗くと 参考になるはずです。
http://www.hri.pref.hokkaido.jp/
また 一昨年 国交省の補助をいただき「十勝型カラマツ住宅モデル スケルトン・インフィルのすすめ」と言う住宅の造り方に関するサッシを造りました。こちらにも防湿・気密の施工方法を紹介してあります。ご希望であれば 建材ナビ事務局へ連絡いただければ郵送いたします。
本当に長くてすいませんでした。
私たちにはあたりまえの施工のようになっておりますが 北海道でも業者によってはかなりのバラツキがあるのが実態です。
気密は本当に大切です。断熱材を入れていても隙間風があったのでは空気が動き寒い空間となってしまします。
また 換気の方法によってもその性能がばらつきます。一般な3種換気(換気扇で排気を行う)ですと、室内の空気を措外へ押し出しますので、その分あらゆる隙間から外気が室内に入ろうとしてきます。といった様な現象が多々おきます。できるかぎり頑張ってもらったほうが良いと思いますが どうしてもダメな場合は室内毎の気密化を行ってください。その場合 気密シートを間仕切側に折り返し(シートをタッカーで止まる所・一つめの間柱)て造っていってはいかがでしょう。ただ性能は少し落ちますが・・・ とは言え 今でもこのように施工している業者がかなりいる事も事実です。 長々となってしまいましたが 満足いく住宅が完成されますよう お祈りいたします。
蛇足ですが 北海道建築総合研究所で断熱気密に関する資料を公開しておりますのでこちらを覗くと 参考になるはずです。
http://www.hri.pref.hokkaido.jp/
また 一昨年 国交省の補助をいただき「十勝型カラマツ住宅モデル スケルトン・インフィルのすすめ」と言う住宅の造り方に関するサッシを造りました。こちらにも防湿・気密の施工方法を紹介してあります。ご希望であれば 建材ナビ事務局へ連絡いただければ郵送いたします。
本当に長くてすいませんでした。