信州カラマツから生まれる美しい木の外壁

カラマツT&Tパネルは資源量の豊富な信州カラマツ材をつかって作る無垢の木壁材です。

【美しい外壁材、カラマツT&Tパネル 3つの特徴】
①美しく高性能
国内外を問わず、木の外壁の美しい建築物が数多く存在しています。時を経るにつれて温もりと風格を増すその姿に、時代をこえて大勢のファンが魅了されています。
信州安曇野で長年にわたり木の外壁に取組んできた私たちは、カラマツ材がもつ水に強い特徴が外壁材として非常に耐候性が高いことに注目し、最新の乾燥技術と新発想の形状と施工方法(特許取得済)を組み合わせる事によって新しい木壁材を開発いたしました。
②地域木材の利用
カラマツT&Tパネルの素材となる信州カラマツは、日本唯一の落葉針葉樹です。信州の高冷地に適していたため植林面積が大きく豊富な資源量を誇ります。これからの社会において循環利用可能な森林資源の活用は社会的にも非常に重要と考え、私たちは地域の林業者とも密接に関係をもち、地域材利用の仕組みづくりにも取り組んでいます。
※平成29年における県内森林面積は約106万ha(全国3位、県土の森林率約79%も全国3位)
※平成30年度樹種別素材生産量において1位カラマツ(26万立法メートル)、2位スギ(9万3千立法メートル)
③意外な経済性
竣工時が最も美しく、一般的な耐用年数30年~50年(商品による)の間に次第に劣化する壁材と、木の壁の考え方は異なっています。
効率的な製材方法を採用し製造コストを低減し、ドイツLivos社製の外壁専用自然塗料を使用するなどして耐久性、メンテナンス性を高めた結果、長期優良住宅の指針とされる100年という周期で区切った場合では総額でのコストの試算が想像以上に経済的である事がわかりました。

【商品概要】
・商品名 カラマツティーアンドティーパネル(人工乾燥済 国産無垢材 木外壁)
・仕様 長野県産カラマツ(信州カラマツ)人工乾燥材・ラフソーン+塗装仕上げ
木裏と木表を交互に施工
リボス社タヤエクステリア塗装品(標準5色)
・規格サイズ 厚み×巾
(木裏)21mm×100mm
(木表)21mm×160mm
長さ 3,000mm・4,000mm
・設計価格 \9,700/㎡(税別)
・防火構造 防火構造とするためには外壁下張材(面材)をモイス(アイカ工業)で施工してください

 
特徴


木裏木表を交互に使い中心に釘を打つことで板の動きに追従しながら反りを抑制。(特許第5503112号)

当社従来品比で約25~35%木材を有効利用できるようになりました。
 

【施工画像】


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(出典:林友ハウス工業株式会社)

<あとがき>
信州では江戸末期からカラマツ植林の歴史があり最も多く植えられた樹木でもあり、当時は貴重な資源でした。そして現在は伐期を迎えてます。そんな色々な歴史を刻んできたカラマツで作られた無垢の木壁材は木が持つやさしい温もりと、時を重ねるごとに増す風格で時代を超え、たくさんの人々に愛されております。
ぜひ一度『カラマツT&Tパネル』製品一覧をご覧ください。
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