【新商品】屋外にも紀州材を!サーモウッド

「紀州材」を屋外にも使用できることで、意匠性の優れたデザインが採用でき、建築物と「紀州材」の付加価値をさらに高めます。

「紀州材サーモウッド」とは、和歌山県の県産材である「紀州材(桧・杉)」にサーモウッド処理(水蒸気式高温熱処理)を施すことにより耐朽性や寸法安定性を高め、屋外での利用を可能とした高耐久木材製品です。



日本で唯一、サーモウッド処理装置を有する越井木材工業(株)と弊社との共同で、様々な条件での試作を繰り返し「紀州材(桧・杉)」に最適なサーモウッド処理を施しました。
・「紀州材」の付加価値を高め、紀州材の利用拡大に貢献します。
・規格・在庫商品とすることにより、【短納期】【低コスト】【量の多少に関わらず】手軽に利用することが可能となります。
・工事終了後に廃棄される予備材も不要なことから【環境にもやさしい】商材です。

◆なぜ紀州材なのか?

和歌山県の県土面積の77%を占める森林は、戦後に植林されたスギやヒノキなどの人工林資源が充実し、本格的な伐採期を迎えています。しかし、山村地域の過疎化、林業採算性の悪化などによって、せっかくの人工林資源が十分に活用されていないのが現状です。
森林整備が適切に行われなければ、森林は荒廃し、水源のかん養、土砂災害の防止など森林の持つ様々な機能が失われかねません。
地域資源である「紀州材」の需要を拡大させることにより、その利益を和歌山県の森林の整備と育成に還元することが可能となり、地域経済の活性化、脱炭素社会の実現にも大きく貢献します。
木材の「植える」「育てる」「伐る」「使う」という本来の健全なサイクルを取り戻せれば、ふるさと和歌山の自然を守り、次の世代の子供たちに、美しい海や山を引き継いでいくことにつながります。

◆ここがすごい!紀州材サーモウッドの特長「寸法安定性」
紀州材サーモウッドの最大の特長は、木材の寸法変化を小さくすることです。
木材の寸法変化は、木材への水分の出入りによって大きく左右されます。木材の含水率は湿度によっても変化し、 日本の気候で木材を使用していると約15 ~ 20% になります。サーモウッド処理により、 同じ条件でも含水率が10% 以下にまで抑えることができ水分の出入りによる寸法変化が起こりにくくなります。


<施工例>






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出典:山一製材株式会社 (サニーウッド)

建材ナビ・スタッフからのコメント 和歌山県の美しい森林を守るため、また林業の活性化を目的に開発された新商品。もともと木材の寸法安定性の向上を目的としたサーモウッド処理ですが、220度以上の処理で耐朽性が向上するため屋外の使用にも最適です。和歌山市駅や学校や銀行などにも施工されている紀州材サーもウッド。興味を持たれた方は、ぜひカタログをご覧になってみてください!