日本の木造建築業界を元気にする!新構法を発表

技術不足や施工性など、さまざまな問題を解決します

近年、木造建設業界の環境が大きく変化しています。

■熟練工不足
■木造建築技術職の地位低下
■施工性向上の急務
■国内林業の衰退
■3Rに対する意識不足

こういった問題を解決する手段として、新構法を開発いたしました。


在来軸組小口径材「木質軸枠パネル構法」
 

在来軸組を外壁下地材と内壁下地材でfモノコック構造」とし、内部に耐力壁(タフ梁佃壁)と電気・給排水配箸・設備器具を内蔵した高耐カ・耐震性を有した小口径材「木質軸枠パネル構法」で“高耐久・高機能”を有するパネルになります。

【用途】
・非住宅(大型工場・店舗等)及び住宅の木造建物
・狭小地や進入路が狭い土地
・工期が無い現場
・離島及び遠隔地
・海外で木造建物を建てる場合、立・解体がスムーズにできます。

■一般的に普及している汎用品である小口径構造材(柱・梁・土台)等を使い、「在来軸組工法」と「枠組み壁工法」を組合わせた構法です。
■木造建物の5エ種(床・壁・間仕切・小屋・屋根)を「パネル化」しました。
■パネルを「軸パネル」・「枠パネル」・「軸枠パネル」の3種類に分類した“パネル組立接合構法”を開発しました。
■パネルを組立接合する際の接合金物を床・壁・間仕切・小屋・屋根の5エ種、全てに使える特殊埋込接合金物を開発したので壁パネルでは上部又は内外どちら側からでもパネル間接合が簡単に収まります。
■最終段階で「モノコック構造」を用いパネル内部に電気・給排水配管・設備等又はPSを組込み内外装を施した“完成されたパネル”を開発します。

 
<施工写真>
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出典:株式会社ビスダックジャパン
あとがき 釘を使っていないことで有名な清水寺「清水の舞台」や法隆寺など、日本は古くから高水準の木造建築技術を有してきました。最近では不燃や耐久の性能をもった木材も開発され、ますます木造建築への注目が高まっているようです。熟練工が減り、人手に困窮するなかで今回紹介した新構法はとても有効だと感じました。広く知っていただき、日本の木造建築業界を支える一つの柱となることを願っています!
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