液状化対策【MPDパイプ】

地盤災害の原因となる、地中の水を集め排水

液状化や地滑り、滑動崩落など、地盤災害には地下水が大きく関係しています。
メインマークは、そのような地盤災害の原因となる、地中の水を集め、排水させるための集排水管「MPDパイプ」で、液状化・地滑り、滑動崩落のお悩みを解決します。

MPDパイプは、優れた集水性能と施工性、深い敷設にも耐える扁平強度を実現。液状化や地すべり、滑動崩落の原因となる地中の水を集排水します。パイプ本体に不織布と保護ネットが一体溶着されているため、これまで必要だった砕石層を設ける必要がなく、施工性を大幅に向上させています。

MPDパイプが可能にした、推進工法による地下水位低下工法
地下水位低下工法とは、対象エリアの地下水位を地表から約4mまで下げ、構造物に影響を与える液状化の発生を抑制する工法です。
地表を開削して開削部にフィルターを敷き詰め有孔管を敷設し、周囲を砕石で充填して埋め戻すという工法であったため、既存の地中埋設管の切り回しなど工期が長く多くの問題を抱えていました。MPDパイプの集水性能と強度で、地表面に与える影響を最小限に抑え、地表を開削しない「小口径推進工法による地下水位低下工法」を実現しました。「推進工法による地下水位低下工法」は、周辺の生活環境に与える影響を最小限に抑え、施工期間の短縮を可能にしました。千葉市・熊本市・札幌市などの液状化、盛土造成地の滑動崩落対策工事として採用されています。