装飾瓦「Woven Ceramic Echizen」
~コンセプト、魅力について~
よく県産材という言葉が上がるけれども、県が違っても、木材自体にはさほど違いがないのが現状でした。
そんな中、繊維王国・福井と呼ばれる繊維産地と、約850年前の平安時代末期から始まった越前焼、良質な粘土が取れる地域で戦国時代には作られていた越前瓦を組み合わせる着想から、福井県の歴史を内包した新しい県産材として誕生しました。
平織状の立体格子は、継ぎ目がわからず一枚の布のように大面積を覆うこともでき、風や光を通し、視線を遮ることで都市と暮らしの間に、ゆるやかな緩衝帯を作ることができます。
越前瓦は、北陸の厳しい気候に対応する為、独自の技術を磨いてきました。
1200℃前後の高温で還元焼成することにより、吸水率が低く、耐寒性に優れた瓦が生み出されます。また、重い雪質にも耐える強度も生み出します。
その強度は、JIS規格が定める曲げ破壊荷重1.5kNを大きく上回り、倍近い数値を誇ります。
越前瓦の低い吸水率は、寒冷地でも安心してご利用いただける性能です。
また、還元焼成で生み出される優美な「銀鼠」色は、自然と融和する落ち着いた色合いで福井の街並みを彩ってきました。
歴史を、新たな形で纏う。
そこに価値を感じる方に提案したい商品です。
〒910-0804
福井県福井市高木中央2丁目510
TEL: 0776-54-0706
FAX: 0776-54-0762
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