手摺材(手すり材)
手摺(手すり)製品には、階段・廊下・バルコニー・ベランダ・屋上など段差や高低差のある場所での安全性を確保するためのものや、装飾的な金物や笠木などもございます。
どういう場所で使用される?
室内階段や屋外階段を上る際に落下防止など安全確保のため取り付ける部材を手摺り(手すり)と呼びます。また、屋上やベランダから落下を防止するために設置する部材も フェンスや手摺り(手すり)と呼ばれています。 転倒防止のために廊下やお風呂、トイレなど階段以外の場所にも、設置するケースが 増えています。暮らしの安全を守る高い機能性を兼ね備えた製品がたくさん出ていますので、色々生活に合わせて選べます。 急な階段には、ストレート形状の手摺りではなく、凹凸があるデザインが使われていることもあります。これは、握る所が凹凸部分になるため、少ない力で身体を支え階段を 上っていくことができます。
手摺り(手すり)の素材から選ぶ
住宅では、木材で造られた手摺りが一般的で、安全に優しく持てるように 加工し丸い形状にする事が多くあります。 商業施設などでは、デザイン性と機能面を兼ね備えた、アルミ素材やステンレス素材などを使っている場合が多いです。 屋外や外階段では、耐久性の関係から鉄の手摺りを使っている場合が多くみられます。 ただし、定期的なメンテナンスの塗り替えなどが必要になります。
手摺り(てすり)には、移動に合わせて玄関や廊下などに設置するつかまりやすい手摺り(てすり)、バルコニー・ベランダ・屋上にとりつけて人や物の落下を防ぐ手摺り(てすり)と、使用目的によって移動補助するタイプと、転落防止するタイプがあります。また、移動補助という意味では、トイレやお風呂場などの手摺り(てすり)などもございます。お年寄りや身体の不自由な方にとって使いやすく、移動をサポートしたり、バルコニーやベランダからの転落を防ぐなど、暮らしを安全に守るという機能面に加えて、住空間のアクセントとして暮らしを演出する役割もします。