- 掲載:2025年01月10日 更新:2025年01月15日
選りすぐりのブランドがそれぞれに持つ、唯一無二のストーリーを伝えたい ボウクス株式会社
- ボウクス株式会社
- Tile Capsule General Manager
沖村千尋 -
〒211-0025
神奈川県川崎市中原区木月4-28-3
TEL : 044-431-5052 - https://www.bowcs.co.jp/
私たちの使命は、タイルという文化を広く人々に伝え、共有すること
Tile Capsuleは、老舗タイルディーラーという企業母体を活かし、世界の素晴らしいタイルブランドをワンストップでアテンドすることができる独自の文化です。私たちは「お気に入りを宝箱にしまうような気持ちで集めたタイルたちを多くの人に共有したい」という想いを持ち、アイテムの選定やプロモーションに取り組んでいます。
「世界のタイル」ではなく「タイル文化」と銘打っている理由は、タイルの作り手、使い手、住まい手、そして私たち送り手の全てに、タイルがもたらす「背景(ストーリー)」があるからです。
宝箱に入れるお気に入りにも、そこに至るまでのストーリーが存在するように、タイルにもそれぞれの物語があります。そのストーリーを一番大切にすることこそが、私たちの理念です。
世界の素晴らしいタイルブランドと彼らによって生み出されるユニークなタイルたちが持つ、個性、背景、アイデンティティを、無添加のままに届けることを最大にして唯一の使命であると考えています。ですから、私たちは商品と作り手の両方に深い敬意をはらう証として元来の商品名を開示し、作り手の情報も惜しみなく公開します。
DYROY
自然が生み出す特徴的な色彩を、セラミックタイルの職人技で表現したタイルコレクション。様々な色調とパターンは、北欧の夜の移り変わる光と色を再現している。
ホテルのゲストに特別な空間を提供するマテリアルとしての選択
ホテルデザインは、美観や景観の設計(視覚)にとどまらず、香りや音などの目に見えないエッセンスや、入浴、睡眠、食事といった“体験”を通じて、五感を刺激するさまざまな要素で構成されています。
タイルは、人類文明の黎明期から人々の生活に密接に関わり続け、科学や文化の発展とともに形を変えながら、現在に至るまで使用されてきた建築資材です。これは、タイルがあらゆる時代で人々の五感に訴え続けてきた証拠といえるでしょう。
私たちTile Capsuleでは、世界の最新トレンドに常にアンテナを張りつつも、タイルが持つ長い歴史とその普遍的な価値を大切にしています。商品選定においては、各国のトレンドや取扱メーカーの個性、独自の文化や技術を反映させ、日本市場ではあまり見られない、特徴的で洗練されたデザインのタイルを厳選しています。
私たちは、お客様の“イメージ”と、タイルに込められた“想い”をマッチさせることを最も重要視しています。
私たちにとって、タイルをお届けすることは単なる部材の提供ではありません。意匠や機能はもちろん、各商品の背景にあるストーリーをお伝えすることこそが、Tile Capsuleの最大のソリューションです。それがお客様のイメージとしっかり重なったとき、最良のマテリアル選択になると考えています。
メーカーの想いがデザイナーと出会い、形となり、そこに特別な空間を作り上げるコンセプトが重なっていく。
この共鳴の連鎖こそが、ゲストに特別な体験を提供するデザイン構築へとつながっています。
LIVORNO
ビンテージな風合いと個性豊かなカラーとデザインのバリエーションをもつシリーズ。大胆で多彩な装飾は、MAINZUブランドの代名詞となっている。
創業以来の深い知見と経験でタイル流通における「問屋の価値」を再定義
私たちの事業は「建材販売 - 点」「空間創造 - 線」「欧米型住宅地開発 - 面」で構成されます。創業69年にわたる深い知見と経験をもとに、今後はより一層時代のニーズに応じた形でご提供の領域を深め、また広げてまいります。
例えばECと店舗のシームレスな行き来による販売チャネルの多様化、バスルームやガーデンなどエリア特性に応じた建材選定からデザイン〜設計施工のワンストップサービス、そしてその集大成としてアメリカの歴史と実例に基づいた住宅地開発などを包括的に行ってまいります。材料だけ、工事だけ、ではない、発展的な次世代型問屋業を目指し、ユーザー直販が当たり前となったこの時代に「問屋の価値」を再定義してまいります。
タイルは、非常に長い歴史の中で高く評価されてきた建材です。国外において、タイルは意匠建材としての役割にとどまらず、建物を保護し、長期間使用するための重要な手段として用いられてきました。一方で、国内市場では新建材や新工法が普及し、『タイル』という建材の使用頻度は以前に比べて減少している現状があります。だからこそ、私たちは微力ながら、タイルが持つ独特の趣や魅力を再び日本で広めていくために貢献したいと考えています。
SENSA
元々ベニスで開発されたマイクロテラゾータイルに装飾的なオマージュを施し、90×90のフォーマットに落とし込みした。デザインをより自然に、精密に、リアルに表現する[SHAPED TECH技術]が採用されており、かつての陶磁器タイルには類を見ない高いクオリテイを誇る。