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2020-04-15

「通気遮熱FOボード」がしっかり遮熱!
通気、遮熱、排湿を考えた屋根遮熱材です。

通気層が大きい屋根遮熱材のご紹介です!



通気遮熱FOボードって何?
通気層を大きく確保することは家にとって大切です。大きな通気層は屋根から侵入する熱気を抜くことができるからです。(小さな通気層は抜けにくい)また、生活で発生する水蒸気を効率よく排出させるのも通気層の大きさが鍵となります。水蒸気が抜けにくい家は部屋がすぐに結露したり、壁体内結露(壁の中の結露)を誘発しやすくなります。

通気遮熱FOボードの特徴
① 通気層を大きく(45~75ミリ)取れるため、排熱・排湿効果が高い
② アルミ蒸着面が太陽の輻射熱を熱反射させる
③ 通気スリットにより湿気を逃がす
④ ウレタン吹付の下地材に最適
⑤ 室内から母屋間に簡単施工
 
【特徴】
■通気層が大きいと排熱効果が良くなる
 

 
通気遮熱FOボードは母屋間に施工する屋根遮熱材です。
屋根タルキ(45~75ミリ)が『縦方向の通気層』に、母屋上部(三角形)の空間が『横方向の通気層』となり、通気層は網目のように縦横連結して繋がっています。ジリジリと暑い屋根の熱は網目状の通気層により効率よく排熱できます。また、網目状の通気層は湿気の排出にも効果を発揮します。当商品は棟換気を基本に作られており、勾配のトップに棟換気部材を取り付けることでより効果的になります。
ウレタン吹付の下地材としても最適です。ウレタンの膨らみによる通気層の圧迫が極めて少なく安心です。遮熱シートなどをウレタンの下地材として使用されている場合は、ウレタンの膨らみにより通気層を塞いでしまわないようにご注意ください。

■太陽の輻射熱を熱反射させる
 

アルミ蒸着面(屋根側)により、太陽の輻射熱を熱反射させます。ストーブの反射板のように熱を反射させるあの効果です。熱反射の効果は通気層の高さ(野地板までの距離)があればあるほど効果を発揮します。
サーモカメラの写真は通気遮熱FOボードと野地板の表面温度を比較したものになります。野地板の表面温度が約50℃、FOボードの表面温度が約33℃。
約17℃低い結果になりました。
※注意:測定結果は季節や天候、施工場所により異なります。

■通気スリットで湿気を逃がす
 

通気遮熱FOボードには通気用のスリット加工が640箇所施してあり、湿気を逃がすようにしています。当商品を試験機関(財)日本建築総合試験所で測定した結果、透湿比抵抗=0.43478 [m・s・Pa/ng]、透湿抵抗=0.0013 [㎡・s・Pa/ng] になりました。 透湿比抵抗は結露を判定するための重要な値です。この値が高いほど、結露発生のリスクが高くなります。

【通気遮熱FOボードの施工手順】


 
① 母屋間の屋根勾配にサイズを合わせて上端をカッター等でカットします。
② 上端は母屋にドン付け、下端の内折り目を谷折りに曲げて母屋間にはめ込みます。
③ 必ず重ね取るように調整してください。(重ね幅 45mm(垂木幅))
④ 屋根タルキにステープルやタッカー等でとめてください。
(間隔は100~150mm)
軽くて加工も簡単にできるので施工がとても楽です。
勾配のトップには棟換気部材を取り付けると、排熱・排湿効果が上がります。
※注意1 反射面は必ず空間(通気層)を取ってください。
※注意2 文字が印刷されている方が室内側です。
※注意3 母屋 3.5寸(105m/m) 芯々1m、5寸勾配まで1枚ものでOK。それ以上はカットし、つぎ足して使って下さい。

▶ 詳細はこちら!

出典:福田温熱空調
 
建材ナビ・スタッフのコメント
太陽が直接当たる屋根からの熱をしっかり遮熱する「FOボード」。
野地板温度との差が驚きの約17℃。夏の日射しをしっかり防ぐことで冷暖房効率も上がります!
また、縦横に通気層を設けることで湿気を逃すことで、より快適な室内を実現することができます。
通気性と遮熱性のダブルの力でより良い住環境を目指す遮熱材です。
毎年温度が上昇する夏、日本の住宅にオススメの製品です!
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