ラスモルⅡノンクラック通気工法

長期優良住宅を実現するモルタル通気工法

ラスモルⅡは木造住宅の高耐久化に対応し、外壁通気工法用に開発された新しいタイプの軽量既調合モルタルです。
躯体と外壁の間に空気の通る空間(通気層)を設けた工法です。通気層があることにより2重壁構造となり、防水性が大きく向上するとともに、壁体内にある湿気を常時放出することで、住宅の耐久性を上げるのに大変有効な工法です。
耐久性の高いラスモルⅡと、耐クラック性能に優れたアリスグラスファイバーネットを使用し、長期優良住宅を実現するモルタル通気工法です。

<外壁通気工法とは>
外壁通気工法とは外装材と軸組等の中間に、通気層を設ける工法
①壁体内湿気を常時放出することで、壁体内の結露を防ぎ、乾燥を保ち、耐久性が大きく向上します。
②外壁のすき間等から侵入した雨水を、壁体内に侵入させずに屋外に排出することで、防水性が大きく向上します。
③通気層による遮熱効果により、外気温の影響を少なくし、省エネになります。

<特長>
■優れた防耐火性能!
防耐火性能に優れており、15mm厚で次の認定を取得しています。
構造区分:防火・準耐火45分・準耐火1時間
部位:外壁・柱・軒裏
■軽量で施工性良好!
砂セメントモルタルに比べて約1/2の重量で、下地への負荷が少なく、施工性にも優れています。
■安定した品質!
管理された工場で生産された既調合品なので、品質が安定し、現場での配合管理の必要がありません。下地構成、施工方法についてはお問い合わせください。
■耐震安全性に優れる!
木造住宅においては、地震発生の際に外壁が剥落すると、火災の延焼で生命や財産の損害につながり、また大き
なひび割れが入ることで美観が損なわれてしまいます。よって剥落・ひび割れ防止は、重要な性能の一つです。