日本のサッシを木製に。<木の窓>の魅力

断熱性、耐火性、環境性に優れた窓枠

ものづくり先進国といわれる日本。
四季を愛で、家の日当たりや
窓の方角へのこだわりが強いと思われる日本ですが、
なんと窓の断熱性能の最低基準が定められていません。

ヨーロッパのみならず、お隣の韓国や中国でも
最低基準が定められています。
 

家の寿命、人の寿命。
-木製サッシの快適性-

木の繊維組織はミクロの管のようなものの集合体で、そこに熱を伝えにくい空気がたくさん含まれています。
この空気層により、木は断熱性に優れ、外界との温度差による結露が起きにくく、メンテナンスをすれば長期使用に耐えるのは、法隆寺を見ても明らかでしょう。
家づくりに木を使えば、家は長生き。そんな家に住む人も長生き!?


木は燃えにくい?
-木製サッシの防火性-

木は燃えると表面が炭化します。
炭素は熱を伝えにくく、酸素を通しにくいので、表面の炭化層が内部への火の進行を抑えます。
意外に思われるかもしれませんが、木は耐火性に優れているのです。
アルミニウムは熱を伝えやすいので、燃えなくても、高温になると変型し、660℃で溶けてしまいます。
そなってしまうと、火の侵入を防ぐことはできません。


窓で省エネ
-木製サッシの環境性-

一般的な住宅(※)では、窓などの開口部をとおして、冷房の約70%、暖房の約60%の熱損失が生じるといわれています。
断熱性能の高い木製サッシの窓にすることで、冷暖房のエネルギー損失は、かなり抑えることができます。
また、木製サッシは製造過程でのCO2排出量が少なく、リサイクルも容易。
環境にやさしいサッシといえます。
※1999年の省エネ基準(次世代省エネ基準)で建てた家がモデル。資料:日本建材・住宅設備産業協会


木は枯渇しない資源。
-木製サッシの経済性-

高価とされている木製サッシですが、日本の豊富な木材を活用し、生産ラインを整えれば、アルミサッシ並みのコストの実現は容易です。
また木材活用のため、木を植え、育て、森を正しく管理することは、すべてのいのちを守ることにつながり、自然環境を回復し、わたしたちが「かつて見たけしきをとりもどす」ことにもつながるのです。
 

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出典:株式会社日本の窓
あとがき 未来に向けた省エネ対策のひとつとして、住宅の断熱性能を高めることが注目されています。
木製の窓は断熱や耐火の面で機能性を発揮するほか、見た目にも温かく、金属にはない情緒も魅力です。木の窓の機能や施工例は、製品ページからご覧いただけます。ぜひチェックしてみてください。
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