高性能防音ドア「防音ガード」にホール向けドアをラインアップ

新機構「デュアルオープンシステム」により特定防火設備と遮音等級T-3を確保

三和シヤッター工業株式会社は、高性能防音ドア「防音ガード」に、特定防火設備に適合した遮音等級T-3のホール向けドアを追加し発売しました。



劇場やコンサートホールなどの客席出入口に設置するホール向けドアには、意匠性はもちろん、高い遮音性能、火災時の延焼拡大を防止する防火性能が必要です。さらに、大勢の人たちが安全でスムーズに避難するための広い開口も求められます。今回、高性能防音ドア「防音ガード」のラインアップとして、特定防火設備に適合したホール向けドアを追加いたしました。

ホール向けドアは、火災時に大勢の人たちが避難するため、両開きで左右どちらの扉からでも開閉順序無しで操作できることが求められます。そのため、左右扉の召合せ部に相じゃくり構造※1とするための目板を設けることができず、特定防火設備として設置することが出来ませんでした。今回新たに発売する「防音ガード」ホール向けドアは、独自の新機構「デュアルオープンシステム」(特許申請中)により左右どちらの扉からでも開閉可能で、特定防火設備に適合します。さらに遮音等級もT-3を確保。安全性に加え、機能性も兼ね備えた高性能な防音ドアです。
※1 両開きの扉が閉鎖した際に、戸先と戸先の間にすき間が生じない構造。

三和シヤッター工業はお客様の多様なニーズにお応えできるよう、安全・安心・快適を提供することにより社会に貢献するという使命のもとに、お客様の視点に立った商品を今後も提供してまいります。

<特長>
(1)新機構「デュアルオープンシステム」(特許申請中)により左右どちらの扉からでも開閉可能
扉開放時は目板が扉に収納され、扉の閉鎖時にのみ目板がスライドして相じゃくりを形成する独自の新機構を備えた目板装置を採用しています。目板がスライドすることで、左右どちらの扉からでも開閉が可能です。

■目板形状


(2)安全でスムーズに避難するための広い開口を備えた特定防火設備
大きな避難開口と火災時の安全性を確保できる防火性能を両立。大勢の人たちが利用する場所でも火災時に安全でスムーズな避難を可能とする広い開口を確保できます。さらに平成12年建設省告示第1369号で定められた特定防火設備の構造方法に適合しており、防火区画に設置することで火災時の延焼拡大を防止します。

(3)高い遮音性能を確保
遮音等級T-3を確保し、ホール向けドアとして劇場やコンサートホールなどの客席出入口に設置いただけます。

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出典:三和シヤッター工業株式会社 建材ナビ・スタッフからのコメント 不特定多数の人が利用する劇場やコンサートホールに必須とされる遮音性能や防火性能。そんな機能を兼ね備えた高性能防音ドア「防音ガード」のホール向け製品が新ラインナップです!特定防火設備に適合した遮音等級T-3を確保した高性能防音ドアとなっております。
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