【建材ナビ】建築材料・建築資材専門の検索サイト  建築 設備 建材メーカー一覧  Simoon(シムーン)  ニュース一覧  【ヒマラヤ産ロクタ紙を使った内装装飾】施工事例のご紹介

【ヒマラヤ産ロクタ紙を使った内装装飾】施工事例のご紹介

表情豊かなロクタペーパーで、上質感あふれる空間づくりを。

ヒマラヤ原産の手漉き紙・ロクタ紙を原材料にしたアートパネルや光壁、オーダー照明、装飾オブジェなどを企画・制作しているデザインアトリエ「Simoon(シムーン)」より、施工事例のご紹介です。



◎Simoon(シムーン)について
Simoon(シムーン)では、ひとつひとつの空間に合わせた作品のご提案をしています。
壁面を飾るアートパネルのデザイン・制作を基軸に、近年では特殊照明やオブジェ、ショーウィンドウの装飾などにも表現の場を広げています。
Simoon(シムーン)作品の重要な表現要素のひとつに、ヒマラヤ高地で古くから手漉かれている「ロクタ紙」があります。
さまざまな種類のある手づくりのロクタ紙は、どれも見る人の心に触れるような、気持ちのよい自然の風を感じさせる大らかな表情を持っています。
作品を考える時、紙自身の持っている自然の生命感に耳を傾けることがあります。この紙だからこそ成り立つデザインの世界観があるのです。
Simoon(シムーン)作品は、人と紙、双方の対話から生まれます。

◎ロクタ紙とは?
ヒマラヤ産の手漉き紙であるロクタ紙は、和紙の原材料となる雁皮(がんぴ)や三椏(みつまた)と同じジンチョウゲ科に属し、標高 1,800 ~ 3,000m の高所にのみ生育するロクタという植物から作られています。
このロクタから一枚一枚漉き出された紙は、その非常に原始的な製法にもかかわらず大変豊かな表現力を誇っており、独特の風合いと艶やかさを有する仕上がりからは、どこか懐かしさとともに高貴さすら感じられます。ロクタは繊維の毛足が長く、とても丈夫なことでも知られ、防虫効果もあることから、現地では古くより聖典や公文書などの保存にも使用されてきました。
ヴァリエーションも実に豊富で、ヒマラヤの草花が豊富に漉き込まれたものや天然 染料で染められたもの、揉んで革のような風合いを持った厚手紙やユニークなモティーフがプリントされたものなど、大変、個性的な種類が揃っています。 想像力をかき立てるロクタ紙の世界を、どうぞお楽しみください。

◎和紙との違いは?
ロクタ紙はロクタ100%の原材料で作られるのに対し、和紙は一般的にコウゾ、ミツマタ、ガンピが原料になります。
ロクタ紙は長く光艶のある丈夫な木の繊維を絡ませ、つややかな生成り色の「紙」になります。


~施工例をご紹介~
建材ナビでは、ロクタ紙を使った施工事例を多数掲載中しております。
■和室の光壁 マンションモデルルーム
流れるような表現には、幾種類のロクタ紙を組み合わせています。壁をふんわり明るくして部屋の奥行きを強調し、実際より広く見せる効果も。



■製糸工場を和食レストランにリノベーション
先代が興した製糸工場を、孫の代でレストランにリノベーションした飲食店。
奥行きが深い空間に幅10メートルの光壁を制作するにあたり、製糸工場だったことを踏まえて「糸」をテーマに、ゆるやかで大きな流れを表現しました。


■旅館・客室のアートパネル 
客室の雰囲気に合わせて、使用するペーパーを差し替えてリデザインしています。
海外からの宿泊客が多いという老舗旅館なので、和モダンな雰囲気を意識しています。



■モビール・ペンダントライト
渋谷区代々木公園内にある、保育園・こども園の吹き抜け部にデザイン・設置したオブジェ照明。
代々木公園が日本で初めて飛行機が飛んだ地であることに加え、ここで育った子供たちが未来へと大きくはばたいて欲しいと願い、翼や羽根をモチーフにデザイン。内部に淡い光源を仕込み、蝋引きされたロクタ紙の唐草柄がやさしく浮き上がるようにしています。



▶ メーカー製品一覧・お問い合わせはこちら

出典:Simoon(シムーン)
建材ナビ・スタッフからのコメント アートパネルから光壁、照明まで多彩な用途が可能なロクタ紙の施工事例をご紹介しました。和紙とも違うロクタ紙は、独特の風合いがあり、上品で高級感を演出する建材としてピッタリ。和風にもモダンにも合うSimoon(シムーン)のロクタ紙で内装装飾をしてみませんか。興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。
この記事のメーカーにお問い合わせ
TEL: 03-5799-4475