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- 掲載:2025年03月06日 更新:2025年04月03日
JAPAN SHOP 2025 IDMとJCD合同開催による交流会「the NIGHT 2025」参加レポート IDM×JCD「the NIGHT 2025」

2025年3月4日、東京ビッグサイトで開催された日経メッセ2025。今年は3月4日から7日までの開催です。その初日、東京はまさかの雪模様で会場内も例年より来場者が少な目でした。
そんな初日の夜、IDM(Interior Design Meeting)とJCD(一般社団法人日本商環境デザイン協会)合同開催による交流会「the NIGHT 2025」が開催され、JAPAN SHOPのIDMブースは、寒さを吹き飛ばす熱気と創造性に満ちた夜となりました。
そんな初日の夜、IDM(Interior Design Meeting)とJCD(一般社団法人日本商環境デザイン協会)合同開催による交流会「the NIGHT 2025」が開催され、JAPAN SHOPのIDMブースは、寒さを吹き飛ばす熱気と創造性に満ちた夜となりました。
進化するJAPAN SHOPとIDM×JCDブース

IDMブース
JAPAN SHOP 2025は、店舗、商業施設、ホテルといった空間デザインやディスプレイに関わる最新の製品、技術、サービスが一堂に会する専門的な展示会です。
展示内容としては、店舗デザインや設計、店舗設備や機器、照明や映像、デジタルサイネージ、販促ツール、サービスやソリューションなど、店舗に関わるあらゆる分野が網羅されます。
つまり、店舗の企画、設計、運営に関わる全ての人々にとって、最新のトレンドや技術を把握し、ビジネスに役立てる絶好の機会です。
そんなJAPAN SHOPの東4ホールに、IDMとJCDのブースがあります。
IDMの共同代表は国内外の様々な商業空間やオフィスビルのデザインを手がけてきたインテリアデザイナーの飯島直樹氏。 飯島氏は、日本のインテリアデザイン界において、長年にわたり重要な役割を果たしてきました。
JCDは環境デザインの専門的職能を確立し、都市社会のコミュニケーションと商業活動に関わる環境の質的向上を図り、商業環境の質的充実と生活文化の発展に寄与することを目的としています。理事長は窪田茂氏。副理事長には小坂竜氏などがいます。
IDMブースには、発刊したばかりの「建材ナビジャーナルVol.26」が、JCDブースには、JCDトップデザイナー達のインタビューをまとめたダイジェスト版「建材ナビジャーナルJCD特別号」が設置されています。
展示内容としては、店舗デザインや設計、店舗設備や機器、照明や映像、デジタルサイネージ、販促ツール、サービスやソリューションなど、店舗に関わるあらゆる分野が網羅されます。
つまり、店舗の企画、設計、運営に関わる全ての人々にとって、最新のトレンドや技術を把握し、ビジネスに役立てる絶好の機会です。
そんなJAPAN SHOPの東4ホールに、IDMとJCDのブースがあります。
IDMブース
IDMは、Interior Design Meetingの略で、インテリア領域に関わる主要な職能団体や関連協力団体が集う集団です。IDMの共同代表は国内外の様々な商業空間やオフィスビルのデザインを手がけてきたインテリアデザイナーの飯島直樹氏。 飯島氏は、日本のインテリアデザイン界において、長年にわたり重要な役割を果たしてきました。
飯島直樹氏の過去のインタビューはこちらでご覧いただけます。
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日本のインテリアデザインの最前線に立ってきた飯島直樹氏に伺う、空間デザインの学びのポイントと素材への向き合い方
飯島先生がデザインされた石材メーカー様のショールームにて、インタビューさせていただきました。これまで培われたご経験から、素材の良さを肌感覚で得られる術と、現場の「リアル」を見て学ぶことの大切さを教えていただきました。
JCDブース
JCD(一般社団法人日本商環境デザイン協会)は、インテリアデザイナー、建築家、照明デザイナーなど空間に関わるデザイナーと、メーカーなどの企業や団体が所属しています。JCDは環境デザインの専門的職能を確立し、都市社会のコミュニケーションと商業活動に関わる環境の質的向上を図り、商業環境の質的充実と生活文化の発展に寄与することを目的としています。理事長は窪田茂氏。副理事長には小坂竜氏などがいます。
窪田茂氏の過去のインタビューはこちらでご覧いただけます。
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商環境デザインの歴史、伝統、文化を担う団体の理事長としての役割と、創業会社代表としてのチャレンジ
永きに渡りインテリアデザインの発展と文化育成に貢献し、全国の各支部では様々なデザインイベントや交流会など開催しているJCD日本商環境デザイン協会理事長を務める窪田さんにお話しを伺った。
小坂竜氏も参加した座談会はこちらでご覧いただけます。
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両ブースともひときわ大きく、光と空間が織りなす素敵な空間が広がっていました。
【JCD座談会】建築デザインが育むデジタル化との「心地よい共存」
共にJCDの副理事長を務める小坂氏と永井氏、またJCD賛助会員としてマテリアルの開発や提供を手掛けるメーカーのトップである富田氏と百田氏の4人の皆さまに、来たるべき新時代に向けたJCDの取り組みや抱負などについて語って頂きました。
建材ナビもコラボ
そして、今回のJAPAN SHOPでは、建材ナビは、IDMとJCDとコラボレーションを展開させていただきました。IDMブースには、発刊したばかりの「建材ナビジャーナルVol.26」が、JCDブースには、JCDトップデザイナー達のインタビューをまとめたダイジェスト版「建材ナビジャーナルJCD特別号」が設置されています。
悪天候も忘れる!熱気と笑顔そして情報あふれる夜

JAPAN SHOPの初日の展示会営業は17時まで。
「the NIGHT 2025」は、会場の来場者が展示会場を立ち去った後の17時30分から開催される知る人ぞ知る夜のイベントです。
今年はより幅の広い交流を目指した、IDM参加27団体とJCDとの合同開催となりました。
参加者は200名を超え、熱い議論なども交わされていました。
「the NIGHT 2025」には、照明デザイナー、空間デザイナー、建築家など、本当にたくさんの人が集まっていました。雪で足元の悪い中、集まった皆さんの熱気に、会場はポカポカ!
参加者は美味しい軽食やドリンクを片手に、交流を深めていました。
「the NIGHT 2025」は、会場の来場者が展示会場を立ち去った後の17時30分から開催される知る人ぞ知る夜のイベントです。
折原美紀氏の過去のインタビューはこちらでご覧いただけます。
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異業種から転身し、レジャーホテルや「餃子の王将」有楽町店など様々なジャンルでデザインを手掛ける折原美紀氏の重要視する「越境デザイン」とは
JCD の「交流委員会」の委員長として主に女性デザイナー、建築家同士のトークイベントやパーティーの開催などの相互交流を図る折原さんに、女性が輝いて活躍できる秘訣を伝授していただこうとお話を伺いました。
今年はより幅の広い交流を目指した、IDM参加27団体とJCDとの合同開催となりました。
参加者は200名を超え、熱い議論なども交わされていました。






「the NIGHT 2025」には、照明デザイナー、空間デザイナー、建築家など、本当にたくさんの人が集まっていました。雪で足元の悪い中、集まった皆さんの熱気に、会場はポカポカ!
参加者は美味しい軽食やドリンクを片手に、交流を深めていました。
取材後記
「the NIGHT」。その規模は年々拡大され、「デザイン」を生業にする有志が集まり、活発な意見交換から互いの価値観を共有する場でした。
「当初は数人による飲み会だったんですよ」
IDMの代表を務める飯島氏は、当時の様子をそう語っていました。
当日は、200名以上の方々で会場が埋め尽くされ、デザインという共通言語が飛び交う空間は圧巻そのものでした。
昨今は、生成AIの台頭からデザイン業界も大きな転換を迫られています。
然しながら、the NIGHTの現場を体感すると、AIがデザインを網羅するという見解は異なるものと確信しました。
「当初は数人による飲み会だったんですよ」
IDMの代表を務める飯島氏は、当時の様子をそう語っていました。
当日は、200名以上の方々で会場が埋め尽くされ、デザインという共通言語が飛び交う空間は圧巻そのものでした。
昨今は、生成AIの台頭からデザイン業界も大きな転換を迫られています。
然しながら、the NIGHTの現場を体感すると、AIがデザインを網羅するという見解は異なるものと確信しました。

KENZAI-NAVI Media Manager 大堀 歩
来年以降もthe NIGHTを取材させて頂き、加速するデザイン業界の軌跡を追い続けたいと思います。
来年以降もthe NIGHTを取材させて頂き、加速するデザイン業界の軌跡を追い続けたいと思います。