- 掲載:2024年07月22日 更新:2024年11月07日
//= $nameTitle ?>プラス思考になれる空間、日常空間にこそ使ってほしい、よく効く吸音材料を提供
左官金鏝で塗って仕上げるバスワフォンは上質な吸音仕上げ材で、世界の建築家から認められており、国内でもこれまでなかった新しい選択肢として、しつらえにこだわる建築のプロや音響専門家に支持を受けている。
- 株式会社ビベル
- 取締役社長
田中 竜太 -
〒160-0016
東京都新宿区信濃町3-1 エスコート101
TEL : 03-5341-4243 - https://www.bevel.co.jp/
私たちは、機能が美しくカタチになったモノを感度よくとらえて見出し提供する役割を担っております。求められているニーズ、そこにすまう人にゆたかで価値のある材料や家具をご採用いただくことがこの上ないよろこびです。
吸音材が音響環境にもたらす効果
吸音材を使用することはバランスの取れた音環境に非常に重要です。吸音材は、音の反射や共鳴を抑える役割を果たし、クリアで聞き取りやすい音環境を向上させます。音響環境の改善により、音楽や音声の響きがより自然でバランスの取れたものになります。また、吸音材は「ボワンボワン」する音の反響を減らし、スッキリした響きに調整することができます。これにより、一般的には音楽の演奏や録音、映画鑑賞などの体験を向上させる材料として扱われています。吸音材はさまざまな形状や材料で提供されており、部屋の目的や特性に合わせて選ぶことができます。
音響環境の改善は、音楽制作や映画制作、会議室やホームシアターなどの場所だけでなく、日常の様々なシーンでも重要です。吸音材の使用により、より快適で高品質な音響環境を実現することができます。
音響環境の向上が私たちの生活に与える影響
目をひく装飾的なデザインやシームレスでさりげない質感、豊かなカラーリングは、視覚的な要素として、心地よさや安心感を与える効果があります。これにより、日常生活の質が向上し、より快適な生活を送ることができます。
さらに、音響環境が加わることで聴覚的にもここちよく仕上った空間は、活動生産性の向上にもポジティブに影響します。総合すると、目に見えない音響環境の向上と目に見える仕上げは、五感の感覚を高め、ストレスの軽減、生産性の向上、設備投資の有益な効果をもたらす重要な要素となります。日常生活の質を向上させるためには、バランスの取れた音響環境や美しい仕上げに注力することが重要ではないでしょうか。
TOPAKUSTIK トッパコースティックアコースティックパネル
長尺プランク形状の吸音パネルで、仕上げとなる表面は細いスリットが美しく連続し、その内側には無数の有孔が規則的に配列されている今年の新製品。
吸音材の効果を最大限に引き出す、適材適所の選び方
吸音の効果は「自分と周辺の心地よさ」に寄与します。それは感覚的で気づかなければ人知れず我慢して見過ごされがちですが、じつは完成後の空間でも吸音が足りていないことで起きる居心地の悪さ、ノイズストレスは意外に多くあるようです。
バランスの良い吸音効果が必要なシーンは、たとえば静かなリラクゼーションルームよりも食事をしながら会話を味わうファインダイニング、静かな執務個室よりアクティブなミーティングルームや応接室、大空間の体育館も大事ですが講義室や保育施設の遊戯室、機材の音から解放され癒しを必要とする病棟、など身近な空間にこそ必要で、効果をより発揮できるといわれています。意匠(デザイン)は視覚的な要素で、日常生活において感じる五感の大半を占有している視覚も大事であることは言うまでもありませんが、快適な音響を取り入れるデザインはエンジニアリングであり、聴覚的感覚(ストレス)の解放です。どこでどれくらい残響を吸えばよいのか、感覚的にいえば耳心地のよい塩梅なのかは、確かな音響設計に基づくべきといえます。
国内でも快適な空間をつくるうえで見た目がよく、機能性が裏付けされた吸音材料が、選択肢を増やし、セレクトする設計者にもユーザーにも認知いただき、プラス思考でグレードアップできる材料として積極的に採用されることを期待しています。
NOWN ARKTURA SOFTSOUND・ノウンアーク チュラ ソフトサウンド
立体的に組み上げる吸音ユニットを天井に設置することで吸音したいエリアを「ゾーニング」できるデザインツール。プール内装設計:A.N.D.