2021-05-20
地盤の液状化対策「ZEROシステム」をご紹介!
中詰め材としてガラスカレットを充填する住宅規模の地盤対策工法
袋拘束した粒材の張力・摩擦力が様々な効果を発揮
■土嚢工法
土嚢(どのう)工法は、道路や線路でも利用されている技術です。
バラバラの粒子を袋に詰めて拘束強化することで、液状化防止や交通振動軽減などの効果を発揮します。
ZEROシステムはガラスカレットを中詰め材とする土嚢工法です。
■エコ推進
国内において、再利用されずに処分されるあきびんは年間約140万トンにも上ります。
これらを細かく砕いて安全に処理されたものがZEROシステムで利用する“ガラスカレット”です。
【ZEROシステムの6つの効果】
① 軟弱地盤対策
支持層の深い軟弱地盤に対して、優れた荷重分散効果により、3層~4層の積み上げで充分な地耐力を発揮します。これまで手の打ちようがなかった埋め立て沼地や、交通振動に欠かせない工法となると考えています。
② 液状化地盤対策
高い透水性能により、地下水のみを処理できるため、地震時の液状化の不等沈下などにも効果を発揮します。
③ 交通振動対策
交通振動は日常的な問題ですが、ZEROシステムでは振動をカレット同士の摩擦で吸収することが実験立証されています。
④ 地震対策
中詰め材の粒子、量の調整により、地震時の免震効果についても未知なる可能性を秘めており、実証研究を進めています。
⑤ 地熱効果
居室内は、ZEROシステムがない場合に比べて、冬は地下のZEROシステムの蓄熱効果でより暖かく、夏は蓄冷効果でより涼しくすることができます。
⑥ エコ・無害・静かな施工
ガラスカレットは安全に角処理されたリサイクル材で、セメント固化工法のように、埋設後有害物質の発生がなく環境に優しく、杭打ち工法に比べて小規模な施工ができ、近隣に騒音で迷惑をかけることもありません。
【施工画像】
液状化現象による住宅の倒壊を防ぐ、「ZEROシステム」。液状化現象が起こると、建物はみるみる地面に沈み込み、取り返しのつかない状態になってしまいます。
その前に、こちらの地盤対策を施すことで、液状化現象から住宅を守ります!住宅にとってあらゆるマイナス要素を防ぐ6つの効果も頼もしいですね。
長く住まう家、土地のため、ぜひ参考にしてみてください。
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