2023-11-30
暮らしをデザインする、無垢フローリング施工例のご紹介
~高品質無垢フローリング・複合フローリング等内外装木質建材を幅広く取り揃えております~
フローリングは、その構造上の特性から無垢と複合に大別されますが、どちらの場合でも、オイルや蜜蝋で仕上げれば自然の木そのものの感触を楽しむことができます。
樹種やグレードによって色味や木目の違いがあり、節の有無や芯材と辺材の色差、硬さによる歩行感や温かみの違いなど様々な特徴が現れます。
木に関わるプロフェッショナルのニチカより、オススメフローリング製品の施工例をご紹介いたします。
◆ジャトバ フローリング 120 乱尺
ジャトバは、比重は900kg/m3程度と重厚な木材で、赤味がかった茶色に黒っぽい筋が混在する美しい木目は、落ち着きのある高級感を醸します。ブラックチェリーやイロコと同じくらいのスピードで焼けるので、特に南の掃き出しなどで養生する際には注意が必要です。
◆カバザクラ フローリング 120 乱尺
ヨーロッパからロシアに分布するSilver Birch(Betula pendula)は、丸太のサイズにもよりますが、赤味の混入が少なく、大きな楕円形の生き節が見られます。一方、国内で一般的に流通する“カバザクラ”は極東産で、芯材が多く入るため、グレードや木取りによって色味や表情の差が大きいのが特徴です。
◆サーモアッシュ フローリング 150 ユニ
ソリッドユニタイプは、200mm前後から500-600mm程度の比較的短いピースを3~6枚タテに継いで1820mmを作る日本独自のスペックです。施工性が良く、一般的にはリーズナブルな価格設定なので、樹種やグレードの選択肢がとても多い商品です。樹種は、熱処理用の特殊なKiln(乾燥窯)の中で、水蒸気と熱(190℃)のみで処理されたサーモアッシュです。
熱処理自体と素材の芯材と辺材に起因する色差により、塗装では再現できない特別な雰囲気を醸します。熱処理により水分を吸いにくくなるため、寸法安定性が向上します。
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出典:ニチカ株式会社