- 掲載:2018年06月06日 更新:2024年07月26日
//= $nameTitle ?>何かをあきらめることでコスト削減するのではなく、クライアントと一緒に楽しく工夫することで実現させようと思っています。
イタリア共和国国家公認建築家
インテリアコーディネーター / 照明士
JIA日本建築家協会登録建築家
東京都立赤羽技術専門学校建築士講座講師
耐震診断士
〒981-3331
宮城県富谷市東向陽台2-11-5
■イタリアオフィス
Via Manzoni 21,20821
Meda MB
多くのご希望の中で本当にその方の暮らしに合ったものを見つけるために、先ずは互いに共感し合える関係作り・・・これを最も大切に考えています。
経歴 | |
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1995年 | 国立ミラノ工科大学院建築学部修了 |
1995年 | イタリア共和国公認建築家免許取得 |
1991~1996年 | ミラノ・セルジオモスケーニ・ マリオ・ベリーニ建築設計事務所勤務 |
1997年 | 株式会社ヨネムラアーキテクツスタジオ設立 |
受賞 |
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アメリカ広葉樹協会家具デザインコンペ入賞 |
マテル社「バービー人形の家」アイデアコンペ特選 |
ハーマンミラー社「ワークライフバランスな空間」を提案するデザインコンペ入選 |
著書 |
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ミラノヤカブック社 建築家磯崎 新「神岡市庁舎図面集」翻訳 |
イタリアテレビ局 RAI 1「SAMURAI」台本翻訳 |
日韓共同ワールドカップ日伊戦FIFA副会長来日時通訳他 |
ゼロから作るものづくりの楽しさや素晴らしさを教えてもらって育ちました
父が大工さんで、小さい頃に建築現場に連れて行ってもらって、木っ端を積み木代わりにして遊んだり、犬を拾ってきて、父と一緒に残材で犬小屋を作ったりと木の香りの良さに囲まれながら、ゼロから作るものづくりの楽しさや素晴らしさを教えてもらって育ちました。そういった子ども時代の思い出から漠然と将来は建築に関係する仕事につきたいと考えていました。
施主様と共感し合える関係作りを最も大切に考えています
人の生き方が100人いれば100通りあるように、住まい方のかたちも人それぞれです。住む人にとってどのような空間の在り方がベストであるか、住む人が本当に望む空間を話し合いながらかたちにしていきます。
建てる前にネットや雑誌等で本当によく研究していて「こうしたい。ああしたい。」という希望を持っていらっしゃいます。素敵な事例が数多く掲載されているので、それに憧れて相談に来られるお施主様がいらっしゃいますが、それが本当にその方の望んでいる住まい方かどうかを一緒に確認することが必要だし大切だと思っています。
多くのご希望の中で本当にその方の暮らしに合ったものを見つけることができれば、後は如何にして実現するかに集中すればよいのです。先ずは互いに共感し合える関係作り…これを最も大切に考えています。
建物を末永く大事に受け継いでいきたいというご要望が多いです
イタリアで建築を学び、生活し得た知識経験を基に、設計活動をしています。
EUの建築家の資格を持っているので、欧州に転勤や出張で暮らしていた方や、日本に住む外国人の方からの以来も多くいただいております。日本の建物は機能性重視が多いことに比較して、イタリア建築は現代的な設備・機能性の変化に対応していません。
機能性重視の建物は便利ですが、突然機能が止まってしまい使えなくなる欠点があります。機能性重視の建物よりも、さまざまな変化に対応できる能力のあるフレキシビリティのある建物の方が長い目で見るとずっと使用できる建物となります。そのところからイタリア人は古い建物に価値を見出し大切に使います。古くて新しい、新しくて古いずっと飽きのこないデザイン、美しいデザインを追求している考え方に共鳴して頂き、ヨーロッパのように完成した建物を末永く大事に受け継いでいきたいというご要望が多いですね。そんな同じ熱き想いのお客様方と共につくっていきます。
なにかを諦めるのではなく一緒に楽しく工夫し実現させます
施主支給できるものは積極的に行っています。
照明器具や家具・カーテンなどはクライアントと一緒に欧州まで買い付け旅行に行くこともあります。旅費を差し引いても安く購入できることが多いですし、一緒に旅行するとお互いの距離が縮まりますから帰国後の打ち合わせがそれまで以上にスムーズに進むという効果もあります。
なにかを諦めることでコスト削減するのではなく、クライアントと一緒に楽しく工夫することで実現させようと思っています。
マスメディアやネットの情報に惑わされず、確固たる想いで家作りを行っていきたい
マスメディアやネット等の派手な宣伝やコマーシャルに惑わされ、フェイクな情報に振り回されないように、確固たる想いを持って家作りを行っていただきたいですね。
3.11の大震災後すぐに弊社が設計した建築物の状況を確認しましたが、何も被害はありませんでした。建主の皆さまから大変感謝を頂き、感無量な気持ちでした。その後、行政から被災度判定士の任務を依頼され、被災した家々を見て回りました。大手のHMで建てた家に住まわれていた方々は、HMに連絡しても一向に来てくれないと途方にくれていまいた。3.11の大震災の経験から大手だから安心ではないことを実感された方も多くいらしたと思います。この業界のみならずですが、残念ながら完成後は「知らぬ存ぜぬという業者」は少なからず存在しています。
設計施工をまとめてする会社の場合、工事をしているのも「仲間」ですので、設計が独立の立場で現場で施主の代理人として監理ができるかどうかが大事です。コスト削減のために都合よく工事を行っていると判断したら、すぐに「No」と言えること、やり直しを言える立場であることはとても大事です。設計と施工が独立の立場であるかどうかを見極め、やはり直接会ってコミュニケーションを取る。そして人として信頼できるかどうかを判断することも良い家を建てるためには大切なことではないかと思います。