ARCHITECT
建築家インタビュー
- 掲載:2024年07月02日 更新:2024年08月07日
//= $nameTitle ?>周辺環境も読み解き、他にないデザインや付加価値を生み出していく
株式会社 DIG DESIGN (ディグ デザイン)
嶌陽一郎(しま よういちろう)
一級建築士/管理建築士/SE工法登録建築家/耐震診断士
〒157-0066
東京都世田谷区成城1-1-5 成城TNビル 4F
東京都世田谷区成城1-1-5 成城TNビル 4F
TEL:03-5727-8747
DIG DESIGNは、「日本語」「英語」「スペイン語」でネイティブな対応が可能な日本の建築設計事務所です。東京の世田谷を拠点として、言語を通してメキシコ、カナダ、カンボジア、モンゴルなどでグローバルな設計活動を行っています。言葉の壁を超えて世界各地に地域の建築を作ること、そしてそこから人々の生活が豊かになっていくこと。それが私たちのめざす目標です。
<主な経歴>
2012年、世田谷区成城にてDIG DESIGNを設立。 東京、神奈川、千葉、長野、群馬、埼玉、茨城、静岡、新潟、福島、山形、宮城、カンボジア、メキシコ、カナダで活動をしている。
未来の建築家であるオープンデスクやアルバイトの学生の指導にも力を入れている。 次の震災に備え、木造住宅の耐震診断と耐震設計を行い、 新築、リフォームで丈夫な家を少しでも増やす事を目標に活動している。
<主な経歴>
2012年、世田谷区成城にてDIG DESIGNを設立。 東京、神奈川、千葉、長野、群馬、埼玉、茨城、静岡、新潟、福島、山形、宮城、カンボジア、メキシコ、カナダで活動をしている。
未来の建築家であるオープンデスクやアルバイトの学生の指導にも力を入れている。 次の震災に備え、木造住宅の耐震診断と耐震設計を行い、 新築、リフォームで丈夫な家を少しでも増やす事を目標に活動している。
周辺環境も読み解きながらデザインで応えていく
私たちは住宅、店舗、ビル、宿泊施設などさまざまな建築を設計しています。建物の用途や目的によって要望は異なりますが、特に商業ビルは他にないデザインが求められます。
お店が入るテナントビルでは、他のビルとの差別化が求められますし、集合住宅では住む人に選んでもらえるような、他にはない付加価値が必要になります。それらの要望に加え、建築設計では欠かせない周辺環境も読み解いて、デザインしながら応えていきます。
お店が入るテナントビルでは、他のビルとの差別化が求められますし、集合住宅では住む人に選んでもらえるような、他にはない付加価値が必要になります。それらの要望に加え、建築設計では欠かせない周辺環境も読み解いて、デザインしながら応えていきます。
実際の建築を見て、地域ならではの使われ方を研究
沢山の本を読み、実際の建築を見て体感するために旅行をします。最近では社員旅行で台湾に行きました。地域ならではの建築の使われ方を研究したり、国外の建築家が設計したものを、人々がどのように使っているかを見たりすると面白いです。
スタッフたちにも一緒に見てもらって、意識や体験の共有ができると、打合せでのコミュニケーションが円滑に取れて業務も効率化され、より良い建築が作っていけると感じています。
写真だけで見るのと、実際に行って体感するのとでは、意識が大幅に違います。目や耳、肌で体感して初めて分かることがありますよね。それを大事にしたいと思っています。
スタッフたちにも一緒に見てもらって、意識や体験の共有ができると、打合せでのコミュニケーションが円滑に取れて業務も効率化され、より良い建築が作っていけると感じています。
写真だけで見るのと、実際に行って体感するのとでは、意識が大幅に違います。目や耳、肌で体感して初めて分かることがありますよね。それを大事にしたいと思っています。
BIM導入により業務が効率化
今年の1月からBIMを導入しました。さまざまな図面で相互に連携が取れ、人手不足の世の中にはぴったりなアイテムです。
業務の効率化は可能なところまでできているので、スタッフに負担がかからないような仕事の組み方をしたり、食事会、社員旅行、休暇の仕組みを変えたりなど、常に新しいイベントやサービスを考えています。
工法の面では、3Dプリンターが普及し、より一層工法やデザインの画一化や効率化が進められると思っています。 コストのかかる曲線の建築も作りやすくなり、デザインのトレンドや常識も変わっていくのではないかと思っています。
そうなったとき、私たち建築家はどのような役割を果たすのかということを、会社でもよく話します。 より建築家のもつ知識やデザインの手法、工夫などが重要になり、要望を叶えるためのコミュニケーション能力なども多く必要になってくるのではないでしょうか。
業務の効率化は可能なところまでできているので、スタッフに負担がかからないような仕事の組み方をしたり、食事会、社員旅行、休暇の仕組みを変えたりなど、常に新しいイベントやサービスを考えています。
工法の面では、3Dプリンターが普及し、より一層工法やデザインの画一化や効率化が進められると思っています。 コストのかかる曲線の建築も作りやすくなり、デザインのトレンドや常識も変わっていくのではないかと思っています。
そうなったとき、私たち建築家はどのような役割を果たすのかということを、会社でもよく話します。 より建築家のもつ知識やデザインの手法、工夫などが重要になり、要望を叶えるためのコミュニケーション能力なども多く必要になってくるのではないでしょうか。
普遍的で、魅力的なデザインを目指す
西洋の古典の建築技法に注目しています。黄金比や図形といった幾何学を使った設計手法をもとにした美しい建築が作られ、今でも人々を魅了しています。
私たちの建築も、モダンでありながらも、この先時代が変わっても普遍的で、人々にとって魅力的なデザインにしていきたいと思っています。
私たちの建築も、モダンでありながらも、この先時代が変わっても普遍的で、人々にとって魅力的なデザインにしていきたいと思っています。
建材を選ぶのは楽しい
建材はさまざまなものが流通していて選ぶのが楽しいです。タイルや外壁材は見本を取ってみないとわからないことが多いので、デジタル化が進んだ現代でも実際に手にとって見るようにしています。
メーカーさんには良くしていただいているので注文はありませんが、見本を頼むと有料のことがあります。そうすると使わないことになるので材料メーカーさんのチャンスが減っていると思うこともあります。レンタルでもいいので見せてくれるといいな、と思っています。
メーカーさんには良くしていただいているので注文はありませんが、見本を頼むと有料のことがあります。そうすると使わないことになるので材料メーカーさんのチャンスが減っていると思うこともあります。レンタルでもいいので見せてくれるといいな、と思っています。
「嶌陽一郎」の建築への思いと建築作品
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シーズン毎で取材させて頂いている建築家へのインタビュー記事です。2007年秋にスタートして四半期毎に新しい記事の更新をしています。住宅、集合住宅、商業施設、公共施設など建築家の体験談をお楽しみください。