ARCHITECT
建築家インタビュー
- 掲載:2017年09月06日 更新:2024年08月07日
//= $nameTitle ?>確かな技術に裏打ちされたノウハウをベースに、直線的に透明なデザインの中に人の心を揺さぶるプリミティブな要素を取り込みます。
Mアーキテクツ
前田 康憲(YASUNORI MAEDA)
一級建築士
〒249-0008
神奈川県逗子市小坪 5-23-8-8409 逗子マリーナ内
神奈川県逗子市小坪 5-23-8-8409 逗子マリーナ内
TEL:046-753-9001
FAX:046-753-9551
確かな技術に裏打ちされたノウハウをベースに、直線的で透明なデザインの中に人の心を揺さぶるプリミティブな要素を組込みます。それは時間と空間の移ろいを大切にしてきたスピリットへのイマージュであり、現代における伝統の変換でもあり、日本的な感性を住空間に組込みます。
経歴 | |
---|---|
1954年 | 東京生まれ |
1977年 | 東京工業大学建築学科卒業 |
1979年 | 東京工業大学大学院終了 |
1979年 | 清水建設株式会社 設計本部 |
2001年 | ミサワホーム株式会社 商品開発部 |
2009年 | ミサワホーム株式会社 CDO 所長 (CDO : Century Design Office) |
2014年 | Mアーキテクツ株式会社 代表取締役 |
日本的な感性を住空間に組込みます。
独特の時間的概念・宇宙観を持つ日本人は場所性を重んじ、家の中に常に宇宙や自然を取り込もうとしました。桂離宮をはじめ現代建築に至るまで日本の建築とその精神性は世界に多大な影響を与え続け、評価されています。
確かな技術に裏打ちされたノウハウをベースに、直線的で透明なデザインの中に人の心を揺さぶるプリミティブな要素を組込みます。それは時間と空間の移ろいを大切にしてきたスピリットへのオマージュであり、現代における伝統の変換でもあります。日本的な感性を住空間に組込みます。
理念に基づいて設計を手がけています。
『数寄の家』は、私の建築思想を具現化した典型的な家です。都会で高い建物に囲まれた立地に対して大きいヒメシャラの木を植えた中庭を中心に住空間を設けています。また、外から見えないサングラスの様なガラスを使って道路向かいの公園の大きな桜を楽しむ日本文化の「借景」という手法も使っている「和」の精神性を組込んだシンプルモダンな住宅です。
また『CASA BARCA』は、湘南の丘の上の土地でパノラマに海が見えるので、海に向かって柱や壁を取り除き、美術館に使う透明度の高いガラスで構成し、外のテラスで海を眺めている様な内部空間を作りました。それを実現するのに特殊構造技術によって5mのコンクリートの屋根スラブを海に向かって跳ね出しています。
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シーズン毎で取材させて頂いている建築家へのインタビュー記事です。2007年秋にスタートして四半期毎に新しい記事の更新をしています。住宅、集合住宅、商業施設、公共施設など建築家の体験談をお楽しみください。