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建築家インタビュー
  • 掲載:2024年10月23日 更新:2024年10月28日

コンセプトの普遍性をより重視して設計する

竹本卓也建築研究所 (Takuya Takemoto Architects)
竹本 卓也
竹本卓也建築研究所 (Takuya Takemoto Architects)
竹本 卓也(たけもとたくや)
一級建築士

〒560-0045
大阪府豊中市刀根山4丁目5番14号
TEL:06-7223-3862
1986年 大阪府生まれ
2008年 近畿大学理工学部建築学科卒業
2007年〜10年/12年〜 長瀬信博建築研究所
2017年〜 竹本卓也建築研究所

受賞歴
2019年 第5回 パイロシステム ガラス防火区画 デザイン・コンペ 準優秀
2024年 第6回 パイロシステム ガラス防火区画 デザイン・コンペ 佳作


経験や知識は実務と結びつけることで理解と成長を得られる

デザインや設計力を磨くためには、実際の設計プロセスを通じて日々試行錯誤を行い、その結果を図面に反映することが重要です。建築体験から得られる経験や、書籍雑誌で得られる知識は、実務と結びつけることで初めて深い理解と成長を得られます。

フィードバックの遅れがコミュニケーションの問題に繋がる

現場とのコミュニケーションで生じる問題は、質疑や施工図に関するフィードバックの遅れです。これに対処するためには、迅速な回答と確認が求められます。また書面や図面だけのやり取りでは不十分な場合があり、特に現場のスピード感に合わせて意思疎通を図るためには、スケッチや現場での即時対応が重用となります。


トレンドよりもコンセプトの普遍性をより重要視

現在のトレンドを無視するわけではありませんが、コンセプトの普遍性をより重要視しています。プロジェクトに必要な場合にのみ、トレンドを取り入れるよう心がけています。実際にトレンドを取り入れる際も、それが全体のデザインにどのように貢献するかを検討し、コンセプトに合致する形で取り入れるよう努めています。

建材メーカーに求めること

カタログからの器具(空調 換気 衛生 照明他)を選定するために時間と労力を弄しており、これが業務の負担となっています。以前に採用した器具が廃盤になり、その後継を選定する際にも時間がかかります。このため、メーカーには選定作業を簡略化するための情報提供や、より迅速で簡便な対応策の提供をお願いしたいと考えています。








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「竹本 卓也」の建築への思いと建築作品

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