バスルームの鏡使ってる?いる人といらない人、どちらが多いかメーカーに聞いてみた!
住宅やビジネスホテル等、ほとんどのバスルームに「鏡」が設置されていますが、みなさんは使っていますか?「すぐ曇って困る」という声や「掃除の邪魔」という声をよく聞きますが、無いと不便だという方、どれくらいいるのでしょう。
試しに弊社スタッフ10名にアンケートを取ってみました。
弊社スタッフは男性の比率が多いからか、髭剃りで使っているという声が一番多い結果となりました。また、髭剃り・洗顔・洗髪といった用途の他にも、お子さんのいるご家庭では一緒に入浴した際に髪の毛がしっかり洗えているか見せてあげたり、シャンプーの泡で角を作って見せて遊んだり、中には湯気で曇っている鏡にクイズ形式で漢字を書いたりするという声もありました。
意外だったのは、「無くても困らない」という人が過半数だったことです。というのも、"使っている"派の人の中でも「あると便利だけど無くてもやっていける」「独立洗面で対応できる」という声があったためこのような結果となりました。
では一般的には無いと困る人、困らない人、どちらが多いのでしょう。ユニットバスを設置する際に鏡を付ける人=必要としている人はどれくらいいるのか、大手ユニットバスメーカーに電話で聞いてみました。
ユニットバスの鏡は基本付いているもの
最初に聞いたのは東京都江東区に本社を置く「LIXIL」。
――ユニットバスに鏡を付ける人、付けない人、どちらが多いですか?
「ユニットバスの鏡は基本的に付いているものになります。よっぽどの理由が無い限り、付けないという選択をされる方はいらっしゃらないですね。」
"よっぽどの理由"とは具体的に何か聞きたかったのですが、女性は続けて
「シリーズによっては付けるか付けないか選べるものもありますが、基本は全て鏡が付いてきます」
と説明してくれました。
ユニットバスに鏡を付ける人=鏡を必要としている人がどれくらいいるかは分かりませんでしたが、"ほとんどのユニットバスに付いている"ということは分かりました。
髭剃りや洗顔以外にも・・・
次に聞いたのは、システムキッチンや洗面台の国内シェアでトップクラスを誇る「タカラスタンダード」。バスルームの鏡について質問なのですが、と伝えると「詳しいものに代わります」と、ショールーム担当の方に代わってくれました。
――ユニットバスに鏡を付ける人と付けない人、どちらが多いですか?
「シリーズによって元々付いているものと付いていないものがありますが、付ける人のほうが多いですね。」
早速、タカラスタンダードでは付ける人=必要としている人のほうが多いことが分かりました。
ではどんな用途で使われることを想定しているか聞いてみました。
「髭剃りやメイク落とし等、または身だしなみを整えるのに使われていますね」
確かに、浴室に鏡があれば、普段衣服を着ていると見えない部分のムダ毛や体つき等、全身のチェックができます。もしかすると、鏡はあるけど必要ないと思っている人も日頃の入浴時に意識せずとも鏡を見てチェックしているかもしれないですね。
バスルームの鏡を必要としているのは・・・?
次に、システムキッチンの生みの親である「クリナップ」に聞いてみました。こちらもタカラスタンダードと同じで、「ほとんどの方が鏡は付けられます」と教えてくれました。
次も同じく、用途について聞いてみると、
男性ですと髭剃りに使われる方が多いのではないでしょうか。
とのこと。ここで電話口の方が"男性"としか言わなかったので、もしかすると・・・と思い聞いてみました。
――鏡を必要とされる方は"男性"が多いのでしょうか?
付けるか判断する時に必要だとおっしゃっているのは"男性"のほうが多いですね。
鏡が使われる事が多い用途は「髭剃り」で、弊社スタッフに行ったアンケートがそれを物語っていたのです。実に面白い。
バスルームで鏡が取り入れられるようになったのは・・・
最後に聞いたのは、トイレ設備でもこの名を知らない人はいない「TOTO」。
「バスルームの鏡は基本付いているものになります。わざわざ付けないという選択をされる人はあまりいらっしゃらないですね。」
と、他3社と同じ様な返事でした。
ここで、TOTOなら答えてくれるかも・・・とこんなことを聞いてみました。
――日本の一般住宅の浴室には一昔前まで無かったものだと思いますが、一体いつから取付けられるようになったのでしょうか。
すると電話口の方では答えるのが難しいらしく、後ほど詳しい方が折り返してくれるとのこと。しばらく待つと電話がかかってきました。相手はなんとTOTOの技術相談室の方。
「いつから取付けられているかという質問ですが、早くて80年代から取付けられております。」
さすが技術相談室、あっさり教えてもらえました。
(※あくまでTOTOでは、だそうです。)
80年代と言えばバブル景気が発生し、日本の経済が活発化していた時代ですが、その時にバスルームもより良いものへと進化していったのでしょうか。
まとめ
今回の4社への電話で、バスルームの鏡は"付ける人の方が多い"ということが分かりました。
わたしも自宅に無いので"無くても困らない"派だったのですが、バスルームに鏡があれば自分の体型をチェックする機会が増えて、スタイル維持には良いかもな、と思いました。
ついでに・・・
これならぜひ取付けたい!と思ってしまう素敵な鏡を発見しました。
好きな形に加工可能で、落下しても割れる心配もないそうです。
どんな形にしてもらうか想像するだけでワクワクします。