【最新版】採用したい建材メーカーランキング【2020】
建築メーカーといえば、建材ナビに掲載されているメーカーだけでも800社を超えており、日本中のメーカーを数えたらもっと莫大な数になるだろう。それだけたくさんの建材メーカーが存在する中で、最も採用されているメーカーはどこなのか気になるところではないだろうか。そこで、『日経アーキテクチュア』に掲載されている"採用したい建材・設備メーカーランキング"の情報を元に、建材メーカーのランキングを部門ごとに紐解いてみた。
数多くある部門の中でも、この記事では
・金属サイディング
・防水材
・金属屋根材
・戸建て住宅用サッシ
・シャッター
・建具などの金物
・複合フローリング
・断熱材
・戸建て住宅用制振部材
の部門についてのランキングに注目してみた。
調査について
ウェブ会員を含む「日経アーキテクチュア」の読者のうち一級建築士5000人、同「日経ホームビルダー」の読者のうち勤務先が工務店または住宅メーカーの2736人に対して書面によるアンケート依頼を、「日経クロステック建築・土木」のウェブ会員のうち一級建築士2万3299人、勤務先が工務店または住宅メーカーの4665人に調査依頼メールを、それぞれ送付した。
【調査方法】
インターネット調査。書面やメールで調査協力依頼を送付したあと、インターネットを通じて回答してもらった。調査対象となる全49部門の製品を「外装グループ」「建具・家具グループ」など8グループに分けて調査票を作成した。
住宅用換気設備
1位:三菱電機
2位:ダイキン工業
3位:パナソニックエコシステムズ
4位:ナスタ
5位:東芝キャリア
6位:不二工業(FUJIKOH)
7位:マックス
8位:日立グローバルライフソリューションズ(旧日立アプライアンス)
9位:フクビ化学工業
10位:サンワカンパニー
まずは今年最も注目されたであろう、換気設備に関するランキングに注目してみた。2018年は7位だったが、昨年から4位をキープしている「ナスタ」は、採用したいポイントも昨年から2.8アップとなった。また、採用したいと回答した人の中で省エネ性能を理由に挙げている人の割合が昨年は5.5%だったのが12.1%に、また、サポートを理由に挙げている人の割合が昨年は5.5%だったのが10.4%とアップしている。
新型コロナが大流行したことから、住宅の換気を見直す人が増えたのかもしれない。その上で、やはりメーカーのサポートはとても重要になるのではないだろうか。
換気システム(天井・屋根裏・床下等)を見る
金属サイディング
1位となった「アイジー工業」のサイディング『アイジーサイディング』は、金属板と断熱材をひとつにした独自のサンドイッチ構造で軽量性・断熱性に優れた外壁材だそう。
ちなみにこの金属サイディング部門でアイジーサイディングは7年連続で1位を獲得していることから、多くのプロに選ばれ、信頼されているということが分かる。
サイディング材を見る
防水材
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金属屋根材
2位:三晃金属工業
3位:淀川製鋼所
4位:アイジー工業
5位:JFEスチール
6位:ニチハ
7位:LIXIL
8位:セキノ興産
9位:タニタハウジングフェア
10位:神戸製鋼所
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戸建て住宅用サッシ
2位:LIXIL
3位:三協アルミ
4位:不二サッシ
5位:日本ベルックス
6位:キマド
7位:オスモ&エーデル
8位:エクセルシャノン
9位:マーヴィンウインドーズ
10位:アイランドプロファイル
一方、掲載メーカーである「日本ベルックス」と「オスモ&エーデル」がランクイン。両者とも例年続けてのランクインとなっている。
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シャッター
2位:文化シヤッター
3位:東洋シヤッター
4位:鈴木シャッター(旧LIXIL鈴木シャッター)
5位:金剛産業
6位:オイレスECO
7位:横引シャッター
8位:TOKO(旧東工シャッター)
9位:小俣シャッター工業
10位:大和シヤッター
10位:日本シャッター製作所
10位:特殊シャッター
10位:東和シャッター工業
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建具などの金物
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複合フローリング
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断熱材
2位:旭化成建材
3位:アキレス
4位:ニチアス
5位:デュポン・スタイロ(旧ダウ化工)
6位:積水化学工業
7位:マグ・イゾベール
8位:日本ロックウール
9位:スタイロ加工
10位:カネカ
断熱材・遮熱材を見る
戸建て住宅用制振部材
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